2024年はキングダムハーツファンにとっては進展がなく、2023年にFFXVlや2024年にはFFVllリメイクシリーズの2作目リバースがリリースが次こそはキングダムハーツに進展があるのではと期待していた人も多かったはずです
しかし今年リリースされるはずだったスマートフォン向けゲーム『キングダムハーツミッシングリンク』は延期されKHlVの情報も一切アップデートされない状況になりました
今までの歴史を振り返るとスクエニ社内でもKHよりもFFが優先されることが多くなぜそのような経営方針なのか?
それにはいくつか理由があります
KHは利益率が低い
キングダムハーツはディズニーとの共同の作品で開発とパブリッシングをスクエニが請け負っています
開発は100%スクエニが請け負っており、3から開発エンジンもアンリアルエンジンで製作されており、スクエニの取り分は売り上げの3割から4割程度と推測されています
ディズニー側からしたらまさにKHは金のなる木でありますが、スクエニにとってはあんまり美味しくない話であります
ディズニー側の制約が多い
キングダムハーツは野村哲也氏が初のディレクターを務めていますが、氏はファイナルファンタジーシリーズにも深く関係しており、時にはシナリオ面でも賛否両論あるものを生み出しています
そんな氏にとってディズニー側の制約はかなり負担だっと感じることが多々見られます
少し話がずれますが初代KHはミッキーの登場シーンがワンシーンのみしか許可されていませんでした
これはミッキーを主人公にした他者から初場するゲームと重なっており、そのゲームをディズニー側が優先したためとする説が濃厚です
今ではKHはディズニーのゲームで最も成功したゲームになり、ディズニー側もKHというタイトルを尊重するようにはなりました
しかしやはり野村氏は本来ディズニー側の勧善懲悪的な世界観をあまり好んでおらず、この世界観に対するアンチテーゼとしてKHの本チームでヴェルサスXlllの制作に取り掛かるも失脚してしまいます
野村氏を拘束しないFFVllリメイクシリーズの方が氏の構想や思想が実現されやすく、上記の通りFFの方が利益率も高いためFFが優先されるのでしょう
FFありきのKHだった
KHは当時のスクウェアとディズニーのコラボ作品としてスクウェア側からはFFキャラがディズニー側からは歴代のディズニーキャラが参戦し、オリジナルキャラのソラが世界を旅するアクションRPGとして売り出されました
KHは新規タイトルではありますが当時はファイナルファンタジーのキャラがディズニーの世界に登場するというFFブランドありきのゲームとして発売されました(ブログ主はディズニー目当てで買いました)
しかしKHの世界観が確立し、KHブランドが受け入れられると脱FFの動きが見られ、、KH3では本編では一切FFキャラは登場せず、DLCに少し登場するだけとなりました
この傾向はlV以降も続くと見られます
権威付けとしてのKH
ではなぜそんなにうまみのないタイトルの制作を続けるのか?
それはスクウェア・エニックスという会社のブランドイメージの向上と維持のためでしょう
ゲームの発表会などでディズニーのロゴとスクエニのロゴが出てきたらめちゃくちゃ盛り上がるじゃないですか(笑)
ブログ主が記憶している中でゲームの発表で一番盛り上がったのはFFVllリメイクシリーズの発表で次点でKH3の発表でした
以上がスクエニがKHがFFより軽視されてしまう理由ですね
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