ゲーム雑誌で満点のレビューをもらったFFXlll-2の評価とまとめ

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2010年1月18日の第一制作部の発表会で発表され2011年12月15日にPS3/Xbox360まで発売された本作

FFXlll-2の存在は2010年に発売されたXbox360版のFFXlllの特典小説『Episode i』で仄めかされていました

制作にトライエースが関わり、主人公の一人であるノエルはトライエースの作風っぽいものになっている

本作が作られるきっかけは続編を望む声が多く届いたからと鳥山さんは答えられてます(レアリィ?)

「In the World where I once existed,time’s path is no longer certain」

本作が発表されたときライトニングのイメージビジュアルとともに公開されたメッセージ

その意味は『かつて私が存在した世界は、時の流れはもはや不確かなものである』とタイムリープ物であると勘のいいひとは気づくものになっています

同時に発表された「零式」と「VERSUSXlll」にも同様のイメージビジュアルとメッセージが公開されています

前作FFXlllの記事はこちらも参照してね

ファミ通のレビューで40点満点を獲得してます

目次

FFXlll-2

ストーリー

ストーリーは前作のFFXlllの3年後を描き、主人公は前作の主人公のライトニングの妹セラ・ファロンと時空を超えてきたノエル・クライスの2人

FFXlllではファブラ神話に登場する神のファルシ=パルスとファルシ=リンゼが描かれたが、本作はファルシ=エトロが中心の物語

FFシリーズ初のマルチエンドを採用(FFX-2は真エンドは存在するが、分岐エンドはない)

マルチエンド方式だが、後にLRFFXlllが発売されその物語に続くエンドが真エンドみたいなものなので本当の意味でマルチエンドの定義に位置するゲームかはブログ主は懐疑的である

普通にプレイしてエンディングを迎えれば、LRFFXlllに続くエンディングを見れる

他のエンディングは少しフラグ管理が複雑であったり、パーティーメンバーがある程度強化済みでないと見れない

各ワールドを巡り時空の矛盾を解決し、セラとノエルがライトニングとユールというノエルの恋人を救うために奔走する

そこに自らの障害としてセラたちにカイアス・パラッドが敵として立ちはだかる

鳥山ディレクターはこのカイアスというキャラはFF史上最強の敵として登場すると述べ、OPでは召喚獣を召喚し、メテオっぽい魔法でライトニングを襲撃している姿が観れるので嘘ではない・・・が次作のLRFFXlllではほぼモブキャラみたいになっていてその強さの片鱗は見れない

FFXlll-2のストーリーは総じて重く暗い話が続き、エンディングも・・・なものになっている

ブログ主はこの作品の存在意義が悪い意味での使いまわしと当時現行機でああったPS3/Xbox360での白旗宣言に等しい作品と捉えている

ヴェルサスの次世代機移行やキングダムハーツの次世代機での発売はそれらの現れと思われる

難解な育成システム

本作はモンスターを仲間にできアビリティーなどの育成を行うことができる

しかしこの育成方法が少々難解でブログ主はよくわからなかったので、FFXlll-2の完全攻略サイトのチャートを見たので未だに仕組みはわかっていません

物語攻略はキチューを仲間にして育てればDLCを除けば攻略に困ることはないぐらいのバランスブレイカー的な存在

セラは魔法攻撃力、ノエルは物理攻撃力を特化してあげるとよいとされる

DLCに登場するモンスターはどれも強くとくにギルガメッシュが登場する回からは難易度が跳ねあがり、専用のモンスターを育成しないと倒すことは困難でブログ主は倒すことができなかった

本作の育成やモンスターの捕獲には連射コンが必須のアイテムとなる

本作のモンスターにはポケモンのように厳選要素があり、拘りたい人にも連射コンは必須

前作から改善された戦闘システム

前作ではロールを切り替えて戦うオプティマシステムでしたが、これを切り替えるのが前作ではラグがあったりする場合があり、若干ストレスになっていましたが、本作ではパラダイムシステムに名称を変更し前作の不満点を解消したものになってます

大きく変わった点としてモンスターが仲間にできるようになり、QTE(クイックシステムイベント)が導入された点でしょう

探索や寄り道要素が増えたレベルデザイン

前作はストーリ重視(ストーリードリブン)なレベルデザインであったため、一本道になり探索要素や街がないことが批判されており、本作はその点も改善されています

ミニゲームやマップのギミックなども増え前作とは全く違うものになっています

前作の名称と同じ地名のもののワールドを訪問することになりますが、前作の使いまわしはなく新鮮な気持ちで遊べると思います

ただタイムリープ物であるため年代が違うだけでその時のマップは大きく変更されていないのでそこはご注意を

批判されるべきDLC

本作はDLCありきのゲームになっており、なんとDLCでしか使われないコロシアムというワールドが存在する

このゲームが発売された当時はソシャゲの影響が強くなってきており、スタンドアローンなゲームの時代が危惧されていたときでありました

そこでコンシューマーと呼ばれるゲームは各社DLCありきのゲームを作っていてユーザーからは嫌悪されていました

このゲームの一番批判されるべきポイントは追加エピソードで次回作に続くLRFFXlllの物語の導入部分を切り売りしたとこでしょう

流石にそこは本編に入れてほしかったです

このDLCをプレイしなければ本当にFFXlllシリーズの物語がこれで終わりになりユーザーはかなり不安になるものでした

まとめとあれこれ

本作発表時、多くのユーザーはFFXlllの期待外れ感やFFXlVの大きな失敗でFFシリーズに失望していた人が多く、VERSUSXlllへの期待が大きくなっていた時期でした

そこに前作の評価が微妙なものが無理やりねじ込まれたわけですから、期待している人も少なくブログ主も早くVERSUSXlll出してほしかったので全く期待していなかったです

しかし発売が近づくとなんだかんだで楽しみになり、管を巻きながらもトロコンまでプレイしました

育成などやりこみ要素は豊富でゲームとしては満足感が高いと思います

しかしFFシリーズに物語の感動を求めて本作をプレイすると絶望し、FF離れを起こしてしまう可能性もあったのも事実

このゲームの情報が本格的に公開されたのは2011年の6月のE3からでしたが、ゲーム雑誌には「FFXlllの本当の結末が描かかれる」と書いてあったので本作で完結するものだとブログ主は思っていました

少し関係ありませんが本作の音楽にも少し触れておこうかと

本作のコンポーザーは前作が浜渦氏一人でありましたが、本作からは水田直志さんと鈴木光人さんが加わられております

本作の音楽はラスボス戦が好評ですが、ブログ主的には水田氏が手掛けられた「衝突する世界」というパラドックスアルファ戦で流れるラップ調の曲に嵌りました

なんか一度聴いたら忘れられない曲になりました

各配信サイトで視聴もできますのでぜひ聞いてみてください

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