ファイナルファンタジー生誕25周年のイベントが9月1~2日に渋谷のヒカリエで開催されました
その先行イベント(8月31日開催)で初披露された本作
実はブログ主はこのイベントに応募して当選し、発表時その会場にいました
他にもFF7のイベントなどがありましたが、ブログ主はこのFFXlllシリーズ新作発表会に応募してました(ヴェルサス目的で)
発表の一部は動画配信されましたが、実機でのプレイはイベントに当選した人のみ見れたような気がします
後に2013年にはSCE(現SIE)とスクエニの共同イベントで体験会が品川で開催され、ブログ主も応募して当選してます(笑)
その時はお土産に販促用の非売品のポスターとトートバッグがもらえました
そのポスターには開発者のサインが書かれておりなんと運がいい人には野村哲也氏のサインが書いてありました(販促プロデューサーの大藤さんがイベントの最後に野村氏が気まぐれで書いてたと言ってました)
ブログ主のポスターには書いてなかった・・・
PS5などの現行機でリマスター化が望まれているライトニングサーガシリーズの最終章
FFXlllやFFXlll-2の記事はこちらを見てね
今回はそのライトニングリターンズFFXlllについて書いていきます
LRFFXlllの概要
ストーリー
FFXlllがパルスとリンゼ、FFXlll-2がエトロ、そして本作はブーニベルゼという神が中心の物語構成になっています
ここで少しファブラ神話の概要を書いておきます
2011年にファブラ神話の概要の動画が公開されていたのですが、現在非公開になっているため知らないない人にもわかるように少し長くなりますが、書いておきます
ファブラ神話概要
世界のすべてを統べる神がおり、その名をブーニベルゼといいました
ブーニベルゼは自分の母であるムインを倒し、世界を手に入れました
ムインは不可視世界へと姿を消しました
ブーニベルゼは悩み多き神で、世界が有限で全てが滅びゆく運命であるから
かれはこれを母ムインの呪いと考えました
その呪いを断ち切るために母であるムインを倒すために不可視世界への扉を見つけなければならず、そこで自らの意志を抽出したファルシを生み出しました
最初に生み出されたのがファルシ=パルスでその使命は世界を切り開き不可視世界の扉を見つけることでした
次にファルシ=エトロを生み出しますが、間違えて母ムインとそっくりにつくり、その姿を恐れたブーニベルゼはエトロには何も力を与えませんでした
代わりに作り出したのがファルシ=リンゼで、ブーニベルゼを世界の脅威から守護する使命を与えられ、時が来たら起こすよう命じクリスタルとなり、永き眠りにつきました
パルスは世界を広げるために、リンゼは世界を守るためにファルシとルシを創り出しました
けれどエトロには何もできませんでした
孤独になったエトロは自らの姿に似たムインのことを思い出しました
エトロは自らを傷つけ血を流し、消えてしましました
流れたエトロの血から人間が生まれ、人間は生まれては消え死ぬだけの存在でした
目に見える可視世界の存在が滅びるのは呪いではなく運命でした
世界の総和は決まっており、可視と不可視が分け合っている
その均衡が崩れれば、やがて、世界は崩壊してしまいます
消えゆくムインのもとにエトロがやってきました
ムインは世界の均衡を保つようエトロに伝え、混沌に飲まれていきました
愚かなエトロはムインの言葉の意味がわかりませんでした
孤独になったエトロは混沌に飲まれていくだけの人間に親しみを覚え、人が死にゆくとき、微笑み、混沌を贈りました
人間は、エトロに贈られた混沌を『心』と名付けました
心は力となるはずでしたが、人はまだそれを知りませんでした
やがて人は、パルスを全能の支配者、リンゼを守護者、エトロを死神と考え、心と不可視世界を抱えて暮らすようになりました
人が混沌を抱えることでかろうじて世界の均衡は保たれているのです
クリスタルとなったブーニベルゼは眠り続けます
永遠が終わるその時まで
CV:諸星すみれで脳内再生してね
本作はFFXlll-2でエトロが滅び、500年後の終末が迫る混沌の海に浮かぶノウス=パルトゥスが舞台
光の都でありブーベルゼを信仰するルクセリオ、砂漠の都市で盗賊が闊歩しているデッドデューン、スノウが太守を務め、貧富の差が激しい享楽の都市ユスナーン、グランパルスの名残があり、広大な最期の自然大陸ウィルダネスの4つの大陸が舞台
世界の崩壊は止められないので人々の魂を救済する解放者としてライトニングは奔走していきます
システム
本作のシステムは他のゲームとかなり一線を画したものになっており初心者にはやや難しいものになっています
もしこれからプレイされるなら必ずイージーモードから遊ばれることを推奨します
ノーマルは初見ではクリアできなかったと本作のディレクターの鳥山氏も答えられています
クリアするとハードモードが実装されますが、これは武器やアクセサリーが追加されブログ主は確か武器の合成がハードモードでしかできないので仕方なくハードモードを武器合成のためだけにやった気がします(クリアはしてない)
・時間進行
本作は世界の余命が迫っており、バトル中やイベント中でもゲーム内時間が進行し時間が0になると最初からやり直す終末時計をモチーフにしたレベルデザインになっている
最初はかなり時間ギリギリだがなれると半日(ゲーム内時間)で4大陸制覇でき、時間的にはかなり余裕がある
・ラストワン
本作はモンスターの生態数が限られており、その数を倒すと出現しなくなる
そして最後に倒す敵は色が違っており、強化されている
倒すと戦闘後足元にアイテムが置いてあるので取り逃しやすいので注意が必要
・レベルが存在しない
本作は敵を倒しても一切レベルやパラメーターが強化されない
人々を救済するクエストをクリアすることで強化されていく
このクエストクリアは周回すると強化された状態で再び行えるのでこれを繰り返すことで無限に強化でき、これを~マラソンという人もいた
・着せ替え戦闘
本作は基本ライトニング一人で戦います
FFXlllシリーズの高速ATBの進化版でよりライトニングをアクションゲームのように操作でき、3つの装備したウエア(服)を着せ替えて戦います
このゲームはかなり瞬発的な操作が求められ、うまい人だとノーダメージでクリアすることも可能です
ブログ主はできませんけど本作の最強の敵とされているアイロネート(HP1100万)さえ完封できます
・FF史上最も貴重なエリクサー
本作のエリクサーはかなり貴重です
各地でランダムに発生するシ界と呼ばれる特別なフィールドに0~2個落ちているソウルシードを1周で100個入手し、ルクセリオのバイヤーに売却しなければならないのです
本作は時間が進行するため1周でこれを達成するのはかなり困難でした
しかし本作はFacebookと連動した要素があり誰かが上げたものをランダムで買うシステムがあり、そこからも入手できました
クリアするには必要のないアイテムなんですが、トロフィーの入手条件になっているため、トロファーは必須な作業になります
入手方法は問われていなかったためブログ主はこの方法で入手しました
ラスボスの発売前の公開と本作の評価
本作のラスボスはブーニベルゼなんですが、なんとこれが発売前に公開されました
その姿はファブラ神話のロゴの神に似ているのでその議論がVERSUSファンの間でも話題になりました
ブーニベルゼ倒したらVERSUSでやることがムインだけになりますからね
本作の評価は高くライトニングサーガでも1番高く上げる人も多い
ブログ主はFFXlllが一番好きだけどね
まとめとあれこれ
本作が発表された2012年はPS3の末期で後継機のうわさも流れ始めていました
ブログ主を始めVERSUSファンはVERSUSを出さずにライトニングサーガでお茶を濁される展開にかなりイライラしていて本作の発表を心から喜べなかったのを覚えています
ライトニングサーガは評価と反比例するように売り上げも落ちていきましたが、昨今また再評価路線が高まり現行機でやりたいという声も高くなっています
もうトロフィーの作業やりたくないからブログ主はやりたくない(笑)
そういえば本作のロゴは海外のベセスダの名作であるスカイリムを意識したものではないかと一部で話題になりましたね
最後に本作は4つの大陸からなりますが、そのレベルデザインは〇TBなどの旅行会社のパンフレット収集から始まったと開発者が言ってました
そんなところからもゲームのアイデアを考えるにですからクリエーターはすごいですね
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