なかなか肉汁があふれる餃子をご家庭で作るのは難しいと思います
今回は本当にこの作り方をしていただければ肉汁があふれる餃子を作れると思うのでぜひ参考にしてください
ちなみにですが中国ではニラとニンニクを併用して餃子を作ることは珍しく今回のレシピではニラを使っているのでニンニクは使用しておりません
まずは餃子の餡の作り方のポイントとレシピをご紹介します
包み方と焼き方は記事の後半にご紹介します
餃子の餡のポイント
1 塩をよく練りこむこと
2 餡に加える野菜は湯通しして水気をしっかり絞っておく
3 餡の肉汁を出すために冷水を少しづつ加える
4 加える野菜は最後にさっくりと混ぜる
餃子の餡に肉汁を含ませる最大のポイントはまずひき肉に塩を振りよく練りこむことです
これにより肉が網目状の形状になりそこに水分がとどまるので肉汁が溢れるようになります
しかしいくら水分を含みやすくなったといえ肝心の水分がなければ肉汁は生まれないのでそこに冷水を少量ずつ加えるのです←少しずつ加えるのがポイントです
これはえ?と戸惑われるかもしれませんが一度騙されたと思ってやってみてください
■餃子の餡のレシピ
大判の皮で約40個分の量になります
・豚ひき肉 300g
・白菜 300g
・にら 1束
■調味料
・塩小さじ1/2
・醤油・料理酒・オイスターソース 各々大さじ1ずつ
・昆布だしの顆粒1袋
・コショウと山椒少々
・冷水 90cc
・ごま油 大さじ1
■調理
1 白菜をざく切りにする
2 鍋にお湯を沸かし1分ほど茹でてしっかり水で粗熱をとる
3 粗熱が取れたらしっかり絞りみじん切りにする
4 ニラもざく切りにして白菜のみじん切りにしたものとパッドなどに開けておく
5 ボールにひき肉と塩小さじ1/2をいれ下の写真のようになるまで練りこむ
ひき肉が白っぽくなり粘りが出たらおkです
6 水以外の調味料を加えていきます
豚肉と昆布だしの相性はとても良いので昆布だしの顆粒タイプのもの1スティック加えると味に深みが出るのでお勧め
7 いったん餡全体を混ぜ馴染ませる
8 最大のポイントの一つ冷水を少しずつ加えていきます。一気に加えてしますと肉が水分を吸収できなくなるので注意です。今回は90ccの冷水を3回に分けて加えます
冷水を加える→餡をこねるを3回繰り返します
9 最終的には餡がこんな感じになります。かなり柔らかく最初は不安になるかもしれませんが大丈夫です
10 野菜を混ぜますがさっくりと混ぜます
混ぜすぎると餡が崩れてしますのでさっくりと混ぜてください。ここでごま油を一緒に加えます
混ぜたら冷蔵庫で1時間ぐらい寝かしておきましょう
餡の包み方のポイント
1 餡は中程度の量を包む(多すぎても少なすぎてもダメ)
2 ヘラなどで餃子の皮の中心に餡をいたらギュッと押し付けて餡と皮の間の空気をなくす
■包み方
1皮の上部の周りに水を手で塗り餡を中心に置く
2 餡をヘラで押し込む←これがかなり重要
3 手前にひだを三つつくり折りたたむ
4 皮の両端をしっかりふさいで完成
※パッドに直に餃子を置くと皮とパッドがくっついてしますので必ずパッドにホイルの敷いておきましょう
焼きのポイント
1 焦げ付き防止のため必ずクックパッドを敷く
2 餃子は余裕をもって間隔をあけてフライパンに並べる
3 蒸し焼きにするときに使用する水は必ず熱湯を使う
4 蒸し焼きにしたら必ず水気をよく切る
5 油は最後に回しかける
■焼き
1 まずは鍋でお湯を沸かす
2 フライパンにクッキングパッドを敷いて餃子を並べる(火はつけない)
3 お湯を餃子が少し浸るぐらいになるまで注ぐ
4 蓋をして4分間強火で蒸す
5 4分経過したら蓋を外し写真のようにお皿などを利用して水分を捨てる。この時火傷には気をつけてください
6 水分を捨てたらごま油を餃子の上からまんべんなく注ぎ強火で3~4分蓋をして焼いていきます
ここで火力ですがこれはガス火やIHの火力によるところの差がかなりあるので時々ふたを開けて様子を見ながら焼き具合を各々見てください
7 焼く3分経ったら蓋をフライパンに置きフライパンを反転させて皿に盛る
この時火傷には十分気をつけてください
かなり長くなりましたが、ポイントを押さえればそんなに難しい料理ではないのでぜひお試しください
皮が余った場合
ジャムやはちみつなどを挟んでトースターで焼くと美味しいおやつができるのでぜひ皮は余っても捨てないでください
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