今回の記事はキングダムハーツの1FMから最新作のMoMまでのガバガバな設定と黒歴史とも言える要素を7つご紹介します
8つ紹介します
今やキングダムハーツはその壮大な設定と複雑のシナリオから生みの親の野村哲也氏さえ理解できていないであろう要素や途中で変更されたものもかなりあります
1.ハートレスの設定
ハートレスの設定は実はKH358/2Daysの発売前の後で変更されています
ハートレスには純粋な闇として存在するピュアブラッドと人を介して生まれるエンブレムの2種類がいます
ピュアブラッドは倒しても人間の心は出てこずエンブレムを倒すと人間の心が解放されます
これは1から設定されていましたが、2ではピュアブラッドからも人間の心が回収できる設定に変えられています
2の存在しない世界で終盤サイクスがピュアブラッドをたくさん召喚してソラに倒させ人の心のキングダムハーツを完成させようとしたドジっ子ムーブは有名になってます
しかし358/2Daysでピュアブラッドを倒してもハートは回収できずエンブレムのみ回収できるように変更されました
もう一つ変更された点はBbSの発売前にハートレスはピュアブラッド含め存在しない設定になってました
しかしBbS発売後ハートレスはエンブレムは存在していませんが、ピュアブラッドはこの世に闇がある限り生まれているという設定に変更されています
2.キーブレイドのコモディティ化
キングダムハーツ発売時、キーブレイドは世界に数本しか存在せず、扱える人もかなり限られていました
しかしKHBbSからキーブレイド使いの安売りが始まり、KH3Dでは敵側で味方になったリア(アクセル)もキーブレイド使いになるというキーブレイドの価値が下落してしまうようなことをしてしまい、あまつさえそのリアを光の守護者に据えてしまうという迷走を見せてしまいます
3.ゼアノートの目的の変更
当ブログでは何回か取り上げているゼアノートの目的の変更
詳細は▼の記事を参照
ゼアノートの目的は当初BbS組のアクアとヴェンを救うことであったはずです
しかしそれがゼアノートの器を作るという何とも言えないものに変更にされたしました
上記の記事にも書いてありますが、ゼアノートは当初テラという設定があり、テラがその実を犠牲にしても身体を乗っ取ったゼアノート(爺)を倒し、友であるアクアとヴェンを救うことで物語の終点を決めていたはずです
しかし製作者側に欲が出てシリーズをより長く続けるためにこの設定は変更されてしまったとブログ主は推測してます
4.358/2Days組の復活
KH358/2Daysに登場するロクサス、アクセル、シオン
この3人は全員作中で悲劇的な結末を迎えますが、その儚さが良かった
しかしRe:Codedでハートレスとノーボディ倒されると元の人間は甦るという設定の追加によりアクセルは人間として何とも言えない復活を果たし、後述するKH3Dの時間移動によって3で雑に復活を果たしたシオンとロクサス
この何とも言えない雑な設定の追加により358/2Daysは文字通り黒歴史になってしまいました
5.真Xlll機関のメンバーの選出
KH3Dで明かされるXlll機関の目的
それはゼアノートの闇に耐えれる器を用意し、機関全員をゼアノートの器にすることでした
この真Xlll機関員は3Dで登場しますが、ゼアノート、アンセム、ゼムナス、ヤングゼアノート、シグバール、サイクス以外は黒コートをかぶっていて正体不明な状態です
野村氏も3Dのアルティマニアで新キャラはほとんどいないと発言されており、ファンもそこまで期待していませんでした
3DでゼムナスがXlll機関のメンバーは「謀反を企てるものや力の足りぬもの」と切り捨てていました
しかし謀反を企てたマールシャやラクシーヌ、力の足りぬものであったはずのヴィクセン、デミックス、ルクソードなど突っ込みどころ満載で追加キャラもレプリカリク、ヴァニタスと新キャラが一人も登場しない残念なものとなってしまいました
6.キングダムハーツメロディオブメモリーの発売
キングダムハーツファンはライト層も多くまた音楽も魅力的なものも多いため、シアトリズムのような音ゲーを求める声も多かったです
このタイミングでKHのプロデューサーが橋本真司氏からシアトリズムの生みの親である間一郎氏に代わり、そんな間氏のKHのプロデューサーデビュー作となったメロディオブメモリー
この音ゲーに対し野村哲也氏は最後まで反対であったとTGSのステージで天の声役で出演した氏が答えています
そんな本作の評価は散々たるもので正直ブログ主もさじを投げました程つまらなかったです
総集編としては蛇足で、難易度もシリーズでは初心者向けのビギナーモードもなく音ゲーが苦手な人はクリアすることもままなりません
KHシリーズの黒歴史最有力候補
7.敵側の改心
3の終盤、キーブレイド墓場で因縁の真Xlll機関のメンバーたちと連戦になります
しかしこのシリーズ屈指の展開になるはずが、開発期間の問題からかかなり雑なものになってしまい真Xlll機関のメンバーの決着もシリーズのファンにも納得いかないものとなりました
とくに問題なのはシリーズで激闘をしてきた機関員がヴァニタス以外、改心してしまうことです
ダークシーカー偏の元凶のゼアノートさえ、親友だったエラクゥスとともに最後はいい人として昇天してしまいます
これは先にも挙げましたが、シリーズを長く続けるための策でしょうが、シリーズを十余年あまり追ってきたファンには何とも納得しない幕の閉じ方になってしまいました
8.時間移動
キングダムハーツシリーズのシナリオを一番煩雑にしてしまったトンデモ要素
詳細は▼の記事を参照
個人的なことになりますがタイムトラベル要素いれちゃうとその作品が一気に安っぽくなってしまう気がして一番入れてほしくなかったものになります
最後に
KHの終わり方としては1か2が理想でしょう
今後シリーズはロストマスター編に移りたぶんこの章でシリーズは完結すると思われます
野村氏はKHが誰も続編を作りたくても作れない終わり方をすると言っており、どのようにシリーズが幕を閉じるのか、あと20年は待てませんが、シリーズを発売日から買っていたブログ主としても目が離せません
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