【スクエニ】最も金のかかったギャルゲー!?トロコンまでしたブログ主が思うもっと評価されるべきFFX-2の評価と感想

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今回は賛否両論あるX-2について記事を書いていきたいと思います

この記事を書いている理由はこの日がたまたまX-2発売20周年でトレンドを意識してるからですね(笑)

本当はもっと後に書こうかなとも思ってたんですけどね

ブログ主はかなり好きな作品になります

ちなみにインタナショナル版での追加要素やネタバレも含んだ記事内容になりますのでそこはご了承ください

目次

FFX-2

FFX-2の概要

FFシリーズで初のナンバリングタイトルの続編

FFXの結末の続きが見たいという署名活動などが当時ネットがあまり普及していない時代にも関わらずスクウェア本社には毎日メールやはがきで続編を希望する声が絶え間なく届いてファンの熱意にスタッフが折れて制作が決まったとされる

またPS2の規模になるとゲーム開発費も高騰してその改善策として前作の素材を使いまわす手法が本作で確立された

スクウェア最後の作品でFFの生みの親である坂口博信氏がエグゼクティブプロデューサーとして関わった再保の作品になる

ディレクターは鳥山求氏、シナリオライターは氏に加え野島一成氏と渡辺大祐氏が担当

音楽は今までFFシリーズを担当してきた植松伸夫氏に代わり松枝賀子氏と江口貴勅氏が担当

2003年3月13日に発売

本作はマルチエンディング方式を採用しているという意見もあるが、スクエニ公式によると本作はマルチエンド作品ではないとのこと(FFXlll-2が初のマルチエンディング採用作品と公式は発表している)

FFX-2の評価

前作のシリアスな展開から一転して垢ぬけたキャラたちによるコメディー調の物語が序盤は展開され、前作の雰囲気が好きな人には受け入れることができず、評価が二分する作品になっている

OPでいきなり違和感を抱いた人もかなりいるとされる

前作は序盤は一本道で自由度が後半にならないと広がらなかったが、今作はいきなりどこにでも行けプレイヤーによって物語の結末が変わる開かれたものになっている

FFX-2のGOOD POINT

戦闘システムと育成要素

戦闘の爽快感とクリチャークリエイト(インターナショナル版で追加HD版でも実装されている)でのモンスターを育成する楽しさがまず上がります

ほぼすべてのモンスターを仲間にでき育成できるクリチャークリエイト通称クリクリはユウナたちデフォルトのメンバーではまず叩き出せないDPS(ダメージパーセカンド/1秒に出せるダメージの量)を出せます

そしてアイテムの消費によるドーピングもできるので、何も装備していない状態ですべてのパラメーターがカンストすることも容易です(アイアンデュークを使いまくる)

そしてアビリティーの取得もレベル上げやアイテムの消費でシンプルに行えるので煩雑な要素がないのもよかったです

そしてブログ主はマキナモンスター3種類を使ってました

このマキナモンスターは防御力を無視して攻撃できる独自のアビリティーを備えているので無印版の隠しボスで最強であったトレマは10秒ぐらいで撃破でき、インタ版で使いされたマヨル=ヌメルスという遊戯王のゼアルのラスボスのヌメロンみたいなモンスターもサクサク撃破できます

ちなみにモンスターに希望の光というリザルトプレートを一体でも装備させると敵からの幸運のドロップ率を100%にできるので、このマヨルちゃんを撃破するとオリジナル版では一週で1個しか入手できなかったアイアンデュークを20個も入手でき戦闘面においてやることがなくなります(笑)

FFXのクリア後の世界観を自由に楽しめる

本作はガガゼト山をクリアしたらある程度自由に行動でき、クリア後の世界を堪能できます

ただここの世界のベストEDをすべて見るにはまずアルティマニアか攻略サイトを見ないと無理です

時限要素も多いので、やり逃すとまた強くてニューゲームをしないといけません

ブログ主は最初この自由システムを全く理解してなかったので、ストーリー進行に必須なイベントしか消化せずその内容のなさに失望しましたが、アルティマニアを購入してストーリーをやるとすごい重厚なゲームだったんだなあと思いましたね

まあこのフラグ管理の多さと煩雑さが一部でこのゲームがギャルゲーRPGなんて揶揄されたりするんでしょうね

Xのキャラの様々な一面が観れる

これは揚げるとキリがないのですがブログ主が個人的にキュンと来たのは序盤でユウナが歌姫のドレスフィアに着替えティーダらしき人物(シューイン)とレンという歌姫が抱き合ってエボンの兵士に銃を向けられるいう夢を見て嫉妬するシーンですね

この一面はXでは見られないユウナの一面だったので初見の時はニヤニヤしました(笑)

あとはインタ版で追加されたラストミッションというゲームで40階に到達するとユウナが復活したティーダとの惚気話が聞けるのはよかったね

余談ですが本作はスクエニの現第一事業部が後に手掛ける作品のヒントがかなりあります

ダージュオブケロベロスやザサードバースデイーなどのシューター系や本作のATBの進化系であるFFXlllや本作のクリクリの発展形であるXlll-2などにつながってます。

ナンバリングタイトルにさらにナンバリングをつける契機となった作品ですね。

あとは本作はPS2から高騰した開発費を抑えるために、一つの作品を言い方は悪いですが、モデリングなどを使いまわすように当時の和田社長が提案されたとも答えられてます

ブログ主はクリアしたとのアフターストーリー的な話が好きなので肯定派ではあります

FFX-2のBAD POINT

前作の音楽が1シーンも使われていないところ

本作はFFXで関わった主なコンポーザーである植松さんや浜渦さんが一切かかわっておりません

X-2にも久遠など素晴らしい曲はありますが、権利関係などかは明かされていないので不明ですが、FFXの音楽が1秒も流れません

そりゃないよ・・・

X-2の最強の裏ボスであるトレマがアルテマを放ってくるときに祈り子の歌の「はさてかなえくたまえ」と言うだけですよ・・・

そこは使いましてくれよ

レンというガングロギャルの採用

レンという本作のかなり重要なキャラは当時ガングロという一部の女子高生が真っ黒にしていたメイクをなぜか採用しモデリングも本作のテーマソングを歌う倖田來未さんを基にし、なんとボイスまで倖田さんが務められました

「real emotion」も「1000の言葉」も大好きで素敵な曲だとは思いますが、声優さんとしては正直ない

しかもこのレンというキャラはX-2の本当に最後のかなり重要で感動的なシーンで出てくるため、そのボイスの棒読み具合から感動が吹き飛びます

そもそもユウナにテーマソングを歌わせるならそのシーンだけはユウナの声優さんである青木麻由子さんに歌ってほしかった

正直倖田さんのハスキーボイスはユウナにはあってないよ・・・

その反省からかインターナショナル版で追加されたラストミッションではユウナ(青木さん)が歌う「君へ」という切なく美しいFFXらしいテーマソングが聞けます

魅力のない新キャラ

新作を作るなら新キャラも当然必要なんですが正直魅力的なキャラが一人もいない・・・

義足のヌージ、隻眼のギップル、バラライ、バトルメンバーであるパイン、某漫画のパロディーキャラであるルブラン、サノー、ウノーそして元凶であるシューインや先に上げたレンなど・・・

どのキャラも後付け感が強くX-2が好きなブログ主でさえ違和感しかなかったですね

ちなみにカモメ団のメンバーであるシンラくんやダチのモデリングは新規ではありません

FFXのモブの使いまわしにボイスがついただけです

FFX-3は存在するのか?などまとめ

本作の当初の販売本数の目標は50万本と低いハードルでそれを達成したらリュックを主人公としたX-3を作るとリュックのVCである松本まりかさんにディレクターの鳥山さんが約束されたそうです

あとは当時本作から10年たったら30歳を超えた青木さんにユウナを再演してもらいたい(もう20年たってるけど)とも言っておられてX-3の構想は20年前からあり、現在はかなりそのX-3への動きの布石が観られます

FFX-2はFFXというマスターピースの黒歴史になっている部分を開発陣はかなり気にしています

NHKでも一番評価されてるFFシリーズを低評価のまま終わらせるわけにはいかないという覚悟も感じます

その一つにHD版とほぼ同時に発売されたFF10-2の隠しEDとラストミッションの空白期間を描く小説版FFX-2.5という劇薬を投入してます

これはFFX-3が発売されなければFFX-2はおろかXの評価も今以上に下げてしまうような内容になってます

時系列的にはFFX→X-2のED→FFX-2.5→FFX-2の隠しED→ラストミッションとちょっと煩雑な時系列になってます

復活したティーダを〇すなんて

評価を最小値まで下げることにより次回作の評価を上げる手法ですね(笑)

まあたぶん今FFXの歌舞伎もやっているのもX-3への布石でしょう

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