今期一杯でSIEのCEOを退任されるJim Ryan氏は日本のゲーム市場を軽視したのか?ネットの評価とは違う氏の本当の功績と評価

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2023年9月28日衝突にジムライアン氏の退任が発表されました

【SIE: ソニー・インタラクティブエンタテインメント新経営体制 〜2024年春にジム・ライアンが退任し、十時裕樹がソニーグループでの職務を継続しつつ SIEの暫定CEOに就任〜

目次

ジム・ライアン氏

ジム・ライアン氏の経歴

経歴:ジム・ライアン氏は1994年にヨーロッパ部門のSIEEに入社。2019年4月より小寺剛氏の後任としてSIEの社長兼CEOを務める

約30年近くSIEに務め、2024年3月に退任

日本軽視は本当か?

氏はネットだと日本を軽視したという人がおりその根拠としてSIEのジャパンスタジオを潰したなどという言説が見られます

これは正しいものではなく、厳しい言い方をすればジャパンスタジオは結果を出せなかったので、早かれ遅かれCEOがだれであれ、淘汰されていたと思われます

確かにPS3時代まではジャパンスタジオから奇抜なゲームが出て評価を得るものも多くブログ主も「ICO」や「GRAVITY DAZE重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた衝動」などプレイし面白いと思いました

しかしソニーは営利企業なので利益が出ないタイトルには続編は出せないのです

ネットだと評価が高いけど実際の売り上げは芳しくないの方が多いのです

一方で海外のソニーのゲームスタジオであるノーティードッグやサッカーパンチ、インソムニアやサンタモニカはPSというプラットフォームを超え、ゲーム業界を代表とする名作やキャラクターを生み出し、また売り上げの規模も1000万セラーを超えるものを連発しているのです

ジムライアン氏の功績と評価

氏が就任してからはPSのゲームはPCでも配信されるようになりました

これはゲームクリエーターがより多くのプレイヤーに触れてほしいという開発者側からの願いであり、ソニーのスタジオのIP(知的財産)の価値を高めるものとなっているはずです

しかしソニーはプラットフォーマーであるため、PCで配信するならハードはいらないのではという意見もありますが、それらのゲームを動かすハイスペックPCを所有しているユーザーはかなり限られており、約6万円という値段でPS5と同等のPCを構築するのは今現在ほとんど無理でしょう

氏が就任してからはスクウェア・エニックスのゲームが時限独占で配信されるようになったのも大きいです

FFVll REMAKEシリーズやFFXVlなどはコンシューマーゲーム機ではPS5でしかプレイできず、PS5のプラットフォームとしての価値を高めたと言ってもよいでしょう

そして氏はネットでは悪役に徹して誹謗中傷など多発しておりましたが、一切言い訳をせず、仕事に取り組んでいられました

PS5のローンチは半導体の不足や感染症などで思うように立ち上がりませんでしたが、それでも今現在他のハードを凌駕し、PS4に迫る勢いで売り上げを回復させている手腕は評価されるでしょう

他のプラットフォーマーにいる一見フレンドリーに見せその状況をしのぐために一時的に甘いことを言う詐欺師とは違う点はブログ主は覚えておきます

最後にヨーロッパではゲーム機といえばソニーというほどの知名度に高めたのは氏の最大の功績でしょう

ジム・ライアン氏の欠点

ジム・ライアン氏はCEOとして合理的な判断を粛々と行ってきました

これはもちろん結局はPSユーザーの利益のためなのですが、説明不足な点はあったかもしれません

誰かさんと違い、先述の通りX(旧Twitter)などで氏は情報発信などせず黙々と仕事をこなす方なので、冷たい人間と思われたのかもしれません

しかしXでダラダラと言い訳をしだしたらそれこそブログ主は評価をしない

ブログ主は正直この有能な人材を失い今後のSIEの方向性がどう動くのか、若干ソニーの株主としても心配です

ジム・ライアンさん、約30年間お勤めお疲れさまでした

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