2010年の8月頃にブログ主はTwitterを始めましたが、その契機は当時サードバースデイの公式アカウントが開設され期間限定ではありましたが、開発者の野村さんをはじめ、北瀬さんや田畑さんといった方々も情報を発信するということを聞き生の声を聞けるからでした
そういう意味ではSNSデビューしこうしてブログまで書いているのは氏のおかげであるわけです
野村哲也氏
野村哲也氏の経歴と好きな食べ物やゲームについて
1970年10月8日生まれ高知県出身 AB型(ブログ主と同じ)菜食主義的な考えはないがお肉が食べられません(実家が海に近く、幼少期お肉を食べることがなかったそうです) しいたけも食べれないそうです
下戸だそうでお酒も一切飲まないそうです(ヘビースモーカーではあります)
好きなものはコーラや白米で意外なんですが、好きなラーメンは豚骨ラーメンだそうです(あれ、矛盾してない?)
漫画家を目指していたこともあり高校時代は描いた漫画を同級生に見せていたそうですが完成したことは一度もなかったそうです。ちなみにテニス部に1日だけ在籍し幽霊部員になっていたそうです(笑)
1987年12月18日にファイナルファンタジーの第一が発売されますが、その時ゲーム屋でバイトしていてその時にファイナルファンタジーを知ったそうです
高校卒後は上京し専門学校で写真をとったり、絵をかいたりいろんなことをしていたそうです
野村氏いわく若いときはとにかく動いておくとだそうです
年を取ると本当に動くことが少なく、休日は自宅にこもり映画を見るそうです
スタッフに動くとびっくりされるぐらいだそうで(笑)
眠ることが嫌いで適当に落ちているそうです(眠りは死に一番近いという考えをお持ちだそうです)
好きなゲームはこれはブログ主が知る限りだと鉄拳とモンハンとSOCOMというFPSですね。
鉄拳は全キャラクリアまでやこむそうで、モンハンはゲーム雑誌で出してくれると信じている某狩りゲーポータブル(MHP3rd)と語っていられましたし、SOCOMも発売が延期したときはその延期を非常に残念がられてました。
売れない(売れなかった)ゲームの続編は作るべきでないとのドライなお考えもお持ち。
KHも一作目がヒットしなければあのまま終わりを迎えたそうです。
流血表現や骨折のような描写も見せなくてはならないのならレーティング(対象年齢)が上がってもよいと発言されてます
尊敬している人物は父親と公言されています
幼少期にすごろくなどのボードゲームを作ってもらったりと氏のクリエーターとしての才能を開花させた影響は大きかったかもしれません
ブログ主が思う氏の尊敬している人物は、FFの生みの親である坂口博信氏だと思ってます
キングダムハーツのバースバイスリープで登場したエラクゥスのモチーフにされてたり、氏が未だに引きずるVERSUSも古き良きFFを最先端の技術で再現したいと坂口氏へのリスペクトが感じられます
某掲示板なども見ているようで特にKHに関しては批判のポイントが上がるとそれを次の作品で買えてしまうような繊細さもあります
しかし良いと思ったものや絶対に譲れないものはどんな批判があっても曲げない芯の強さも備えられてます
足フェチファンにはたまらない情報ですが、氏は靴下を履きません(1年中素足です)
インタビューなど氏の足元を見るとほとんどサンダルか素足に口を直接履いてます
野村哲也氏はX(旧Twitter)をやっているのか?
野村氏にX(旧Twitter)をやってほしいという要望はX(旧Twitter)黎明期のころからあり当時はスクエニメンバーズのアカウントを通して氏にその声を当時の野村氏の上司でスクエニの執行役員であった橋本真司氏が伝えたところ、野村氏から「呟くことがない」とX(旧Twitter)をやるつもりがない旨の報告があり、X(旧Twitter)を始めることはありませんでした
しかし2010年8月の初旬にザ・サードバースデイ(現第一制作部)のアカウントが開設されると限定的ではありますが北瀬氏、鳥山氏、野村氏、田畑氏と錚々たるメンバーが呟かれるこてとはありました
野村氏は夜行性であったため、夜が明ける午前3時ぐらいにユーザーからの質問に答えたりすることが多かったです
この時はかなりユーザーの質問に答えてくださり例えばヴェルサスはPS3独占なのかみたいな質問にも「開発者の自分としてはPS3の作品として作っているが、最終的にはハードは経営陣が決めるものだ」とか今ではあんまり考えられないセンシティブな話題にも答えてくださいました
「未発表の新作のボイス収録に行って来る」や「未公開の新作」が控えているなどその意味深な発言の一挙手一投足に当時のスクエニファンは心躍らされました
また「野村のデザイン飽きた」など一部誹謗中傷ともとれる発言にもきちんと反論されてました
2010年の10月8日の氏の誕生日にはファンの方が誕生日を祝いしようとアイコンを作ってみんなそのアイコンに変えてお祝いするなんてことをやったりしました
その時のお誕生日はスタッフから野村氏がケーキが食べれないので酢飯でできたケーキを送られたそうです
氏は自分が関わっている作品の公式アカウントには「@野村」で断続的に呟かれることがありますので、氏のつぶやきを見たいなら特に氏とかかわりの深い「KH」と「FFVll REMAKE」をフォローされることをお勧めします
野村氏の役職
野村氏のスクエニでの役職はデザイナーです
作品によりクリエイティブプロデューサーやクリエイティブディレクターなどを兼任されますが、社内での立場は割と自由なデザイナーです
キングダムハーツだけはゲームデザイン・コンセプト・ストーリー・キャラクターデザイン・ディレクターのすべてを氏が担っており、まさにKHの生みの親であり育ての親であり、氏が関われなくなったらKHは終わりになります(そういう発言も氏はしています)
ちなみにですが氏は作詞もしたことがあり「VERSUS」のトレーラーで流れていた「OMNIS LARCRIMA」のラテン語の歌詞は氏が作曲されています
野村氏の主な役職
・デザイナー
・ディレクター
・クリエイティブプロデューサー
・クリエイティブディレクター
・シナリオライター
・作詞家
ここまでマルチな才能を持っている方はゲーム業界にはいないのではないかと思われます
ヒール役(悪役)としての立場
野村哲也さんほどの方になるとゲーム業界での影響力もすさまじく大きいものになります
氏も一部のファンとの対立は自覚しているようでヒール役を自らかって出ているような発言もされております
これを作品の中で表現しまさに氏の胸中を言わせたキャラがいます
「嫌な役目は、いつも俺だ」
KHファンならすぐに脳裏に浮かぶアクセル(リア)というキャラのセリフですね
ブログ主は初めてこのセリフを聞いたとき氏の胸中を代弁していると確信しました(確定ではないので)
同じような立ち位置にFFVllのレノがいますね
どちらも藤原啓治さんがVCを担当され、汚れ仕事を担うことが多かったです
野村哲也氏の口癖
野村さんはよく雑誌でインタビューに答えられてます
その雑誌は主に3つあり、国内ではファミ通や電撃プレイステーションなどの刊行誌、スクエニの攻略本のアルティマニア、海外の大手メディアです
デザイナーとして参加されているインタビューはあんまり面白みがないので割愛します(笑)
まあ、立場上あんまりぶっちゃけたことは言えないのでしょうね
ライトニングの初期のデザインが東洋人で顔の堀が深かったとかは言ってました・・・
◇『新たな発表、未公開の新作、未発表の新作がある』
年末年始やE3でよく氏が言われていたフレーズですね
これ微妙にニュアンスが違うのわかりますか?
新たな発表というのはゲーム関連のイベントやコンサートなどを指すことが多いです
未公開の新作は新規IP(インテレクチャルプロパティー:知的財産)だったり次世代機の新しいプロジェクトを指すことが多いです
未発表の新作は既存IPの続編を指すことが多い
◇『開発は順調』
これは毎回説明しなくても野村さんのインタビューを読んだことがある人は見た記述だと思います
開発は難航してるなんて言えるわけがないですからね(笑)
但し本当に開発が難航していた作品については『産みの苦しみ』や『時間がまだまだかかります』など本音がポロリすることがあります(笑)
まあ、あの作品のことなんだけど。
◇『クオリティーはまだまだ上がっていく』
これもよく聞くフレーズですが、初期PVの方が良かったことの方が多いです・・・
◇『鋭意制作中』
まあ当たり前ですよね、適当に何となく作ってますなんて言ったら解雇されますよ(笑)
◇『楽しみに待っていてください・期待していてください』
楽しみにしてたし期待してたし・・・
◇『まずは~を楽しんでください』
これは某ゲームの進捗状況を聞かれるたびに使われていた呪いの呪文
ブログ主はこれを聞くたびに絶望していた
◇『開発は順調だが画像などはお見せできない』
・・・社交辞令は大事ですね
最近はあんまり発言されませんが、年末年始やE3やTGS、ジャンプフェスタなど大きなイベントがあるタイミングでインタビューを受けられることが多かったですね
野村哲也氏の誤解やデマ
ノムリッシュ語録という論点のずれ
野村哲也さんの作品や氏を批判するのに難解な言葉を使うイメージが先行している方を見かけることが結構あります
例えば『パルスのファルシがコクーンでパージ云々・・・』などの書き込みを見て貶されたり嘲笑したり・・・
まあ確かにゲームをやらない人からするとちょっと難しく聞こえる部分が多いのも事実ではありますが、そんなに難しい意味ではないのですが、そもそもこのワードが出てくるFFXlllには野村さんはキャラクターデザインとPVの編集ぐらいしか関わっていないのです
いや責任逃れだろという方もいますが、ライトニングというキャラの発注を依頼されたときに野村さんは初めてシナリオを知り、ライトニングというキャラがここまで厳しいのかと驚嘆していたぐらいの関りしかないのです
もちろんFFXlllのバックグラウンドにあたるファブラ神話の作成には関わっていますが、FFXlll自体にはそれほど関わっていないのが事実なのです
難解な用語を使いたがる本当の人
これから挙げる人を批判や中傷する意図はないということだけはご了承ください
難解な言葉を使いたがる人はFFX-2・FFXlllのディレクターであり、シナリオライターでもある鳥山求さんとFFXシリーズやFFVllやFFVlllなどで活躍されているシナリオライターである野島一成さんのお二方です
このお二方がそろった作品の作中の専門用語の多さはかなり複雑で難解なものが多い
野島一成さんはFFXlllにもコンセプトシナリオライターとして関わっていらっしゃいますし、ファブラ神話の根幹部分を書いた方でもあります
先ほど挙げたパルス、ファルシ、コクーン、ルシなんかも鳥山さんや野島さんが作り出した言葉であると思われます
ライトニングリターンズFFXlllの某ラスボスが「永久」を「とこしえ」と読まさせたりするのは完全に鳥山さんの趣向が強く反映されいるなとブログ主は思いました
野村さんが使う本当の言葉
では野村さんは作中に専門用語を使わないのかというと決してそうではありません
野村さんが初めてディレクターとして関わったキングダムハーツにもハートレスやノーバディ、アンヴァースなど出てきます
しかし、ハートレスやノーバディもそんなに難しい用語ではないですし、多分イメージもしやすいと思います
野村さんが使う難解な用語はそれほど多くはありません。
ただ主人公の名称や特に地名などには難しい用語を使われることがあります
ただこの用語は造語ではなくラテン語を使うことがほとんどです
そもそも専門用語が少し出てきたぐらいで目くじら立てて批判するのはどうなのかなとブログ主は思います
野村氏に関するデマ
・エアリスの死を野村さんが提言したという発言はゲーム雑誌の誤植で氏はそんなことは言っていないそうです
・スコールのモデルが野村さんであることは第一制作部のTwitterで否定されてます
野村哲也氏の怒りとVERSUSへの執念
野村さんの力の源
野村さんは常々作品を生み出す原動力は『怒り』だと述べられています
初代KHを制作中も怒りを原動力にして生み出されたそうで、怒りという負の感情が何度も氏を奮い立たせているそうです
人気が出れば同業者やアンチの方々からの声も聞こえてきますからね
ザサードバースデイの公式Twitterで開発陣が一時的に声を発する機会がありましたが、そこでも批判的なリプライが送られ、反論されてファンの方から心配されたこともありますが、40過ぎたおっさんにはそういったものは響かなく、逆に原動力となる旨の発言をされています
氏の作品には怒りや憎しみを肯定するヴィランズもかなりいて氏の影響を強く受けているのがわかりますね
???「怒り、憎しみ最高だ」
後述するVERSUSの時に発売されたKHのシリーズを統括するアルティマニアにも怒りが大爆発してKHlllを制作しているのでそれはそれはすごいことになると発言されてます
野村哲也氏の表現したい物語
♦単純な勧善懲悪の否定
勧善懲悪というと正義の味方が悪者を懲らしめるという昔の水戸黄門や暴れん坊将軍のような時代劇をイメージされる方も多いとおみます
事実RPGなどは何かしからの元凶を取り除くために戦ってその元凶となるラスボスを倒すことを目的としているわけです
最近だとヴィランズ側にも何らかの事情があり、価値観の違いから対立して白か黒かそんな単純な話のRPGは少なくなってます
野村氏の作品もそういう傾向が強い物語が多い
氏が直接シナリオに関わっているFFVllRのセフィロスもFFシリーズでは稀代の悪役ですが、元々そういう残忍なキャラではなく、マッドサイエンティストの宝条の実験で自分の出生の秘密を知ってくるってしまっているわけですからね
KHに関しても元凶であったマスターゼアノートもKHlllで改心し、まさかの光側の人間であったことがKHDL(キングダムハーツダークロード)で判明しております
野村氏の完成形の一つになるはずであった「VERSUS Xlll」にそれを端的に表した表現があります
『There is nothing either good or bad.But things make it so.』
シェイクスピアの作品の一節で「物事に本来善悪はなく、我々の考え方で分かれている」という意味があります
氏の作品の根底にはこの考え方があり、今後もそういう思想のもとで作品は生み出されていくのではないかと思われます
♦日常の体現
野村哲也氏の作品は学生の日常を作品に取り入れることが多いです
FFVlllはまさに学園そのものを題材にしており、KHllでは物語序盤のロクサスの夏休みや358/2Daysでは任務の後の時計塔でのやりとりなどは放課後の学生の日常を描いたものですからね
ファブラノヴァクリスタリスの作品群の一つであるアギトXlll(零式)も学園が舞台だったりと学生生活の日常の一部を取り入れたりするものが多いです
ちなみにVERSUSのパーティーメンバーが全員男なのも学生時代は同姓でつるむことが多いからという理由なのでやはり学生のころのものを作品に取り入れることが多いのがわかっていただけると思います
転機のVERSUSの乱
2014年9月17日TGS2014年東京ゲームショウ開幕と同時にFFXVのトレーラーが衝撃的なニュースとともに公開されました。
ブログ主も巨大なアダマンタイマイが登場するトレーラーを見ていた後その衝撃的なニュースを聞きました
なんと野村氏が10年以上ディレクターとして関わっていたFFXV(旧ヴェルサス)のディレクターを降りるというまさに青天の霹靂
ブログ主は大変ショックを受けました
もちろん野村ファン界隈は大揺れで荒れに荒れて阿鼻叫喚
スクエニの公式リリースにも野村哲也にしか描けない作品を手掛けるための降板とかいてありましたが、事実上の更迭でした
◇不穏の動き
2013年の6月のE3でVERSUSはハードをPS4/XBOX ONEに切り替え名称もFFXVとして仕切り直しが発表されました
野村氏はPS3では表現できないものが出てきて次世代ハードの話もあり、アギトXlllも零式へと名称変更したのも受け入れることができたので会社からの変更を受け入れたと当時話されています
そしてここで今までは新ハードの発表もあり情報を出せなかったが、これからは一貫して出していくとも話されてました
しかし情報公開の予定がされていたその年のTGSやJFなどでも情報公開されるこてゃなく翌年の2014年のE3でも情報公開の予定はないとまた潜られてしまいました
また2014年初頭に当時スクエニの次世代作品のエンジンを担うルミナススタジオの中核を担当されていた橋本善久氏が退社され、ルミナススタジオが破棄されたという不穏なニュースが流れていました
そして2014年のE3が終わった後、唐突にスクエニンメンバーズがすばせかの完全非公開イベントの募集を始めたのです
このクローズドなイベントはSNSなどでも他言が禁止されており、内容はわかってはいませんが、そこで野村氏が最近ショックなことがあり、スコティッシュフォールド(猫)を飼い始めたと話されていたそうです
そして2か月後TGSでの降板の発表へとつながります
これはファンはもちろん野村氏にとっても相当ショックな出来事であったことが後のキングダムハーツシリーズを見るとわかります
前者はFFXVの公開されたときの主人公たちのヴィジュアル画像で後者はKH2.8FCPのパッケージ画像です
似ているけど、まあ偶然でしょうとブログ主は思っていました
これは2011年の1月のスクエニの第一制作部の作品を発表されたときのトリに初公開されたヴェルサスXlllのトレーラーの冒頭とKHlllRe:Mindでの裏ボスであり本作最強の敵であるヨゾラを倒したときに流れるシークレットムービーです
これは偶然とはとてもじゃないしそこには野村氏のVERSUSへの未練という確かな意思があります
KHファンも野村氏のファンもこんな形でVERSUSを観たくはなかったという人が圧倒的でした
2006年から待ち続けたファンに謝罪や説明もなくただ会社の方針で済ませる姿勢はいかがなものなのかと思いました
まあこの辺の判断は社長の影響も大きいのでしょう
クーデターを起こした田畑氏については▼の記事を参考にされてください
野村氏の今後など
2013年以降イベントなどでは姿は見せませんが、必ず天の声で出演されてかなり暴露話もされます
野村氏は立場上一社員でありフリーランスのような雇用形態を望んではいないので定年退職が伸びる昨今いつまで会社におられるかはわかりませんが、多分独立してゲームを作ることはないと思われます
これはまあ冗談でしょうけど定年退職したら水産加工業者を作りたいとおっしゃられており、会社のロゴも公開されてます
多分氏はKHを完結させ、多分大きな関りを持つ最後のFFXVllを完成させたらキングダムハーツのマスターオブマスターのようにパパッと消えてしまかもしれません
追記記事です▼
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