TGS2007で発表されたKH3部作の一つ。任天堂から依頼され、開発はハンドが担当し、2009年5月30日に発売されました
キャッチコピーはもう思い出せない大事なこと
KHに外伝作品はないというファンもいらっしゃいますが、ソラが主人公出ないことを踏まえ、TGS2007年で発表された3つの作品KH358/2Days、Birth by Sleep(BbS)、Codedは野村哲也氏もKHllFMのアルティマニアで新しいKHの作品は外伝的な立ち位置になると言っているので、この3作品は外伝作品としてブログ主は定義しております(Codedはデータ上のソラなのでw)
キングダムハーツ358/2Days
読み方と意味
358/2Days(スリーファイブエイトオーバーツーデイズ)と読みます
/には割るという意味があり358の日々を2人で割る物語という意味があります
この二人の一人はロクサスなのは確定でしょうけど、二人目はアクセルなのかシオンなのかは明らかにされていません
最も延期回数のあるKH
本作の本来の発売日は2008年予定でしたが、2008年秋→2008年内→2008年冬→今冬→2009年3月→2009年春→2009年5月30日とかなり紆余曲折があるソフトです
KH358/2Daysの評価ポイント
・初の携帯機でのKH
当時はスマホなどはなく携帯機でKHができるのは画期的で気軽に手元でKHができたのは感動しました
・コアなファン向けの難易度
歴代のKH作品でもかなり難易度高くゲーマーでも苦戦する・・・
・Vector to the Heaven
これはKHファンなら知らない人はいないほどの名曲でしょう
曲名がある人物の結末を意味しておりそういう意味でもすごい
KH358/2Daysのブログ主の評価
はっきり申し上げますと本作はブログ主的はワーストKHランクのトップ3に入っているのでここからはファンの方はブラウザバックしてください
・感動的だったストーリーについて
本作で登場するシオンというキャラがいますが、物語終盤で消滅してしまいます
この時ブログ主は感動で泣きました
FFXの次ぐらいに泣いた
しかしlllの雑なストーリー展開ですべて意味のない涙になってしまいました
・PV詐欺
時間軸上遭遇するはずのないロクサスとゼクシオンがデスティーニーアイランドで会話をするシーンがPVであったのですが、ロクサスの夢落ちというしょうもないことをかましてました(笑)
・高難易度すぎるボス
敵が強いのはいいんですが、DSというアナログスティックがないゲーム機で戦わせさせられるボスの理不尽さはストレスしかたまらん(アントリオン、パラサイトグレイブ、スカイルーラー・・・)
・やりこみ要素
やりこみ要素がデブリスフロウという色違いの手抜き隠しボスだけ
シークレットムービーがない(これは次の話がKHllだからないと野村さんは仰っています)
・回収されなかった要素
これはKHの根幹の話になりますが、以下の画像がKHlllは本来は想定していた物語ではなかったものを証拠図けるものになります
本来はゼムナスはゼアノートに乗っ取られておらずテラの意志があり、機関の目的もアクアやヴェンを救うために活動していたプロットだったはずです
ゼムナスはキーブレイドを使えないのではなくあえて使わないのと野村哲也氏も仄めかさてたり、KHllFMでゼムナスが最初にやったことが目覚めの部屋を作ったこともなかったことにされました
現行機でのリメイクの可能性はあるのか?
リメイクの可能性は0です
え!?そんなと思われたかもしれませんが、0です
野村氏は以前インタビューでKH358/2Daysのリメイクについて「アナログスティックで操作できる日を夢見ている」と発言されていますが、2012年にシリーズのリマスター版である「キングダムハーツ1.5HD」が発表されたとき、「リメイクも考えたが、そうすると新作が遅れてしまいファンの方のことを考えると新作を優先する決断をした」とリメイクの可能性を否定しています
また本作の主役であるロクサスの親友であるアクセルの声優さんの藤原啓治さんが亡くられており、野村哲也氏は藤原さんに特別な感情があると答えられており、過去作を掘り返すようなことはしないと思われます
ネタバレになりますが、lllでは本作で悲運な道をたどる3人も救済されており、本作のリメイクの売り上げやシナリオ面から判断しても可能性はないと言い切れます
余談とあれこれ
358/2Days・Birth by Sleep・Codedと同時に発表されましたが一部ファンの間や掲示板で
「Coded(隠された)Days(日々)はBirth by Sleep(眠りから生まれる)、そしてlllへ」みたいなメッセージがあるのではないかと噂されてましたが、実際はインターネット用語をサブタイトルにしてみたかっただけと野村ディレクターは述べられてます
リメイクも望まれている本作ですが、あのlllの展開ならいらないじゃないのブログ主は個人的には思います
野村ディレクターの一番気に入っている機関員はルクソードでアルティマニアでももっとできる子なんだけどなあと言っていてそのあとかなり重要な役割を与えられることになります
延期回数が重なった本作でありますが、本作は発売当時DSの知育ゲームなどがブームで野村哲也さんはあまり面白くなくない状況でその状況にゲームクリエーターとしての意地を見せたかったとファミ通のインタビューで答えられてます。
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