当サイトの一番PVの多い記事が野村さん関連の記事なんですが、一応今回で最後の回になります(´;ω;`)
l~lVまではまだブログの編集に慣れていないのもあり、出し惜しみなどしていましたが、今回は自分の持っている手札をすべて使っていきますので、最後まで読んでいただけると幸いです
野村哲也氏について
野村さんの力の源
野村さんは常々作品を生み出す原動力は『怒り』だと述べられています
初代KHを制作中も怒りを原動力にして生み出されたそうで、怒りという負の感情が何度も氏を奮い立たせているそうです
人気が出れば同業者やアンチの方々からの声も聞こえてきますからね
ザサードバースデイの公式Twitterで開発陣が一時的に声を発する機会がありましたが、そこでも批判的なリプライが送られ、反論されてファンの方から心配されたこともありますが、40過ぎたおっさんにはそういったものは響かなく、逆に原動力となる旨の発言をされています
氏の作品には怒りや憎しみを肯定するヴィランズもかなりいて氏の影響を強く受けているのがわかりますね
???「怒り、憎しみ最高だ」
後述するVERSUSの時に発売されたKHのシリーズを統括するアルティマニアにも怒りが大爆発してKHlllを制作しているのでそれはそれはすごいことになると発言されてます
野村哲也氏の表現したい物語
単純な勧善懲悪の否定
勧善懲悪というと正義の味方が悪者を懲らしめるという昔の水戸黄門や暴れん坊将軍のような時代劇をイメージされる方も多いとおみます
事実RPGなどは何かしからの元凶を取り除くために戦ってその元凶となるラスボスを倒すことを目的としているわけです
最近だとヴィランズ側にも何らかの事情があり、価値観の違いから対立して白か黒かそんな単純な話のRPGは少なくなってます
野村氏の作品もそういう傾向が強い物語が多い
氏が直接シナリオに関わっているFFVllRのセフィロスもFFシリーズでは稀代の悪役ですが、元々そういう残忍なキャラではなく、マッドサイエンティストの宝条の実験で自分の出生の秘密を知ってくるってしまっているわけですからね
KHに関しても元凶であったマスターゼアノートもKHlllで改心し、まさかの光側の人間であったことがKHDL(キングダムハーツダークロード)で判明しております
野村氏の完成形の一つになるはずであった「VERSUS Xlll」にそれを端的に表した表現があります
『There is nothing either good or bad.But things make it so.』
シェイクスピアの作品の一節で「物事に本来善悪はなく、我々の考え方で分かれている」という意味があります
氏の作品の根底にはこの考え方があり、今後もそういう思想のもとで作品は生み出されていくのではないかと思われます
日常の体現
野村哲也氏の作品は学生の日常を作品に取り入れることが多いです
FFVlllはまさに学園そのものを題材にしており、KHllでは物語序盤のロクサスの夏休みや358/2Daysでは任務の後の時計塔でのやりとりなどは放課後の学生の日常を描いたものですからね
ファブラノヴァクリスタリスの作品群の一つであるアギトXlll(零式)も学園が舞台だったりと学生生活の日常の一部を取り入れたりするものが多いです
ちなみにVERSUSのパーティーメンバーが全員男なのも学生時代は同姓でつるむことが多いからという理由なのでやはり学生のころのものを作品に取り入れることが多いのがわかっていただけると思います
ヒール役(悪役)
・一部のファンとの対立
野村哲也さんほどの方になるとゲーム業界での影響力もすさまじく大きいものになります
氏も一部のファンとの対立は自覚しているようでヒール役を自らかって出ているような発言もされております
これを作品の中で表現しまさに氏の胸中を言わせたキャラがいます
「嫌な役目は、いつも俺だ」
KHファンならすぐに脳裏に浮かぶアクセル(リア)というキャラのセリフですね
ブログ主は初めてこのセリフを聞いたとき氏の胸中を代弁していると確信しました(確定ではないので)
同じような立ち位置にFFVllのレノがいますね
どちらも藤原啓治さんがVCを担当され、汚れ仕事を担うことが多かったです
転機のVERSUSの乱
2014年9月17日TGS2014年東京ゲームショウ開幕と同時にFFXVのトレーラーが衝撃的なニュースとともに公開されました。
ブログ主も巨大なアダマンタイマイが登場するトレーラーを見ていた後その衝撃的なニュースを聞きました
なんと野村氏が10年以上ディレクターとして関わっていたFFXV(旧ヴェルサス)のディレクターを降りるというまさに青天の霹靂
ブログ主は大変ショックを受けました
もちろん野村ファン界隈は大揺れで荒れに荒れて阿鼻叫喚
スクエニの公式リリースにも野村哲也にしか描けない作品を手掛けるための降板とかいてありましたが、事実上の更迭でした
不穏の動き
2013年の6月のE3でVERSUSはハードをPS4/XBOX ONEに切り替え名称もFFXVとして仕切り直しが発表されました
野村氏はPS3では表現できないものが出てきて次世代ハードの話もあり、アギトXlllも零式へと名称変更したのも受け入れることができたので会社からの変更を受け入れたと当時話されています
そしてここで今までは新ハードの発表もあり情報を出せなかったが、これからは一貫して出していくとも話されてました
しかし情報公開の予定がされていたその年のTGSやJFなどでも情報公開されるこてゃなく翌年の2014年のE3でも情報公開の予定はないとまた潜られてしまいました
また2014年初頭に当時スクエニの次世代作品のエンジンを担うルミナススタジオの中核を担当されていた橋本善久氏が退社され、ルミナススタジオが破棄されたという不穏なニュースが流れていました
そして2014年のE3が終わった後、唐突にスクエニンメンバーズがすばせかの完全非公開イベントの募集を始めたのです
このクローズドなイベントはSNSなどでも他言が禁止されており、内容はわかってはいませんが、そこで野村氏が最近ショックなことがあり、スコティッシュフォールド(猫)を飼い始めたと話されていたそうです
そして2か月後TGSでの降板の発表へとつながります
これはファンはもちろん野村氏にとっても相当ショックな出来事であったことが後のキングダムハーツシリーズを見るとわかります
前者はFFXVの公開されたときの主人公たちのヴィジュアル画像で後者はKH2.8FCPのパッケージ画像です
似ているけど、まあ偶然でしょうとブログ主は思っていました
これは2011年の1月のスクエニの第一制作部の作品を発表されたときのトリに初公開されたヴェルサスXlllのトレーラーの冒頭とKHlllRe:Mindでの裏ボスであり本作最強の敵であるヨゾラを倒したときに流れるシークレットムービーです
これは偶然とはとてもじゃないしそこには野村氏のVERSUSへの未練という確かな意思があります
KHファンも野村氏のファンもこんな形でVERSUSを観たくはなかったという人が圧倒的でした
余談とあれこれ
野村氏は立場上一社員でありフリーランスのような雇用形態を望んではいないので定年退職が伸びる昨今いつまで会社におられるかはわかりませんが、多分独立してゲームを作ることはないと思われます
これはまあ冗談でしょうけど定年退職したら水産加工業者を作りたいとおっしゃられており、会社のロゴも公開されてます
多分氏はKHを完結させ、多分大きな関りを持つ最後のFFXVllを完成させたらキングダムハーツのマスターオブマスターのようにパパッと消えてしまかもしれません
そういえば野村さんの一番尊敬している人は父親だそうですね
最後に結構需要なこと突っ込みました(忘れてた・・・)
以上がブログ主が持つ野村氏の情報でした
野村氏のPART1~4までの記事のリンクを貼っておきますので興味が終わりならその記事も観ていただけると嬉しいです
ただPART1~5までの記事をいつかはわからないですが、そう遠くないうちに1本の記事にリファインしてまとめようと思ってますのでそれを気長にお待ちいただいてもいいかもわかりません
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