トレーニーなら誰しも聞いたことはあるであろう知名度を誇る鈴木雅さん
今回はそんな氏について書いていきたいと思います
鈴木雅氏
経歴と実績
1980年12月4日生まれ。21歳から本格的にトレーニングを始め、日本で最も権威のあるボディービル大会である日本選手権で2010年で初優勝を果たし、2018年まで9年間王座の座に輝く
2019年からは脚の手術のため欠場し、そこからは大会には出ていない
日本のボディービル大会の最高峰である日本ボディービル選手権9連覇されたというのは、日本野球界で7年連続首位打者を取ったイチローさんと被ります
2023年3月現在は、ゴールドジムアドバストレーナーやとれーににんぐ研究所長としても活躍されてます
プロ野球の読売巨人軍とトレーナ契約もしています(鈴木さんは阪神ファンですよ)
トレーニング理論
トレーニングを生理学的なアプローチと解剖学的なアプローチを重視されてます
・生理学的なアプローチ
『~法』や『~レップ~セット』みたいな方法論ですね。
氏は10回3セットが推されているいる理由をちゃんと説明できるトレーナーは少ないと嘆き節みたいなことも言われたりしますのでトレーナーを目指す方はぜひ説明できるようにしておきましょう
・解剖学的なアプローチ
これはトレーニングを行うときのフォームのことです。
体の使い方はもちろんシャフトの握り方や足の幅のスタンスなど
・心理的なもの
非常に理論的で科学的なアプローチをされる方ですが、最終的には『情熱』と『魂』が重要ともおっしゃられてます
あるインタビューで最近の若い人はトレーニングにそういう情熱や魂を持ちながらトレーニングをする人が少なくなったと述べられてたりします(1日中パワーラックでバーベルにしがみつく人みたいな人がいてほしいとお考えのようです)
後に氏の欠場後優勝する横川尚隆さんはこれを実践したそうです
取っているサプリメント一覧
取られているサプリはほぼゴールドジム製ですね
・プロテイン(ヨーグルト味が好きだそうです)
・エビオス錠
・マルチビタミン(朝食後と夕食後)
・グルタミン(起床時疲れている場合は就寝前にも)
・BCAA(トレーニング前とトレーニング中)
・アルティメットエネルギードリンク(デキストリンの上位互換みたいなもの)(トレーニング中)
・アミノ酸コンプレックスパウダー(ペプチドのこと)(トレーニング中と後)
・クレアチン(トレーニング後)
・アルティメットリカバリー(トレーニング後)
・HMB
エネルギードリンク以外すべてゴールドジム製のものです
プロテインもペプチドもそれぞれ月4kgずつは消費されるそうです(恐ろしいサプリ代・・・)
鈴木雅さんぐらいの方になれば当然広告もかねて支給されてますけどね
鈴木さんの使用しているギア
トレーニーなら誰しも1個は使用しているトレーニンググッズをご紹介します
・パワーグリップ
これはブログ主もプル系の種目では必須であり一番効果があったギアです
・ベルト
高重量のデッドリフトやスクワットなどにはケガ防止のためにもマストだと思います
・リストストラップ
リストラップと似たような名称で初心者の方は間違えやすいギアですね
ブログ主は使ってないです
・リストラップ
リストストラップと似ていますが、全然違います
ベンチプレスなど手首を痛めやすい種目のは必須のギアで、ブログ主も愛用しています
・トレーニングシューズ
これも必須なギアでしょう。そこが薄く固いものをブログ主は履いてます
・トレーニングノート
これも必須です。ギアではありませんが、ブログ主もトレーニングを始めたときから記録や種目を書いてます
・BCAA
サプリと被りますが、鈴木さんはこれがないとトレーニングができないぐらいだそう
15分おきに直飲みされているそうです
長時間やる人には必須らしいですが、ブログ主はそんなに長時間やらないし、飲んだこともありますが効果は感じられませんでした
以上が鈴木選手のトレーニングの7種の神器です
筋トレは趣味
これほどの方でも筋トレは趣味だそう
「筋トレはどうやったら続けられますか?」という質問を鈴木さんの師匠である田代誠さんとともに聞かれたことがあるのですが、田代さんが「筋トレは楽しいから続けるもの」と答えれ、鈴木さんも苦笑いしながら同意されてました
ボディービルの大会でJBBF(ドーピング検査がきちんとある大会)では賞金は出ないのであくまでアマチュアなのです
IFBBみたいな本当にビルダーを仕事として公認する大会もあります
しかし鈴木さんがプロに転向しないのかはドーピング検査を行わない大会に出てあらぬ疑いや嫌疑をかけられるのを嫌っているからでしょう
鈴木さんの弱点と好きな種目
・ご本人も自覚されいる弱点
胸が弱点でライバルであり生きるレジェンドである合戸さんにそのことをいじられてます(笑)
ただ弱いといっても我々の考える弱いでは決してありません
鈴木さんのベンチプレスの全盛期に扱っていた最高重量は180kg×6Repsです
これが弱い人のベンチの重量ではありませんよ(笑)
1回でも180kgを拳上したら多分アスリートとしてもエリートです
・鈴木選手の最大の武器
鈴木さんの強さは何といっても脚の強さが目を引きます
師匠の田代さんにも世界一と言わしめるほど強靭な足をお持ちです
しかしやはり人の子、足のトレーニングは苦手な種目だそうです
ただ当然それだけの足を作り上げるためには高重量で毎回追い込むわけですから膝や関節などが疲弊し最終的はしゃがむことすら困難な状態になり手術を決断されたそうです
・鈴木選手の好きな種目
ベンチプレスはかなり好きだったそうですが、怪我などもあり我慢して会えてやらなったそうです
チンニング(懸垂)を最近コツがつかめるようになり、一番好きな種目として挙げられてました
鈴木選手の減量方法
鈴木選手は、かなり糖の代謝が良い方で、若い時には1日9合白米を食べられていたそうです
そんな鈴木選手の減量法を一部書いていきます
・オンとオフの体重差
ボディービルダーはオンとオフで体重差が10kg近く増減する人も多いのですが、鈴木さんはオンとオフの体重差も1kgと差を少なくすることで減量時に筋肉が分解される量を少なくされていました
・ジクザグダイエット
鈴木さんは今流行りの糖質抜きダイエットには懐疑的な方でそれよりも日によってカロリーを極端に増やしたり減らしたりするダイエットをお勧めされています
・空腹をごまかすもの
そんな超人的な鈴木さんですが、夜に空腹になることもあるそうです。そんな時はゼロカロリーのコーラを飲まれるそうです
・減量時に食べないもの
小麦粉を減量時には食べないそうです。昔は食べていたそうですが、小麦を抜いたいわゆるグルテンフリーにしたところ、体調が良くなったそうです
減量末期になるとトレーニングで扱う重量も落ちたりしますが、鈴木選手は減量末期になると扱える重量がマックスになるそうです・・・
まとめとあれこれ
ブログ主は2015年から本格手にウエイトトレーニングを始めました
その時に本屋でプロレスラーの棚橋さんと鈴木さんの対談が載っていたIRONMANという雑誌で氏の存在を知り、そのあとは氏の載っている雑誌は好んで買うようになりました
そこで当然のように食事に関することをお答えになっているのですが、取っているたんぱく質のないよが昔のものだと牛肉・豚肉・鶏肉・卵と答えられているのですが最近のものだと豚肉の記述が消え、代わりに鹿肉が入っているんですよね
鈴木氏は鶏むね肉だけでなく色んな食材からまんべんなくタンパク質を取るべきとインタビューでお答えになっていたのですが、豚肉はやはり脂質が多いのでなしになったんですかね
そこだけはご本人に聞いてみないとわからない
コメント