このゲームをプレイしようと思ったのはPS3で発売予定だった未完の大作『FINAL FANTASY VERSUS Xlll』にシューター要素があったからです
プロンプトというキャラが銃を使いTPS視点でガソリンスタンドに銃弾を放ち、爆破したり、ドラゴンのような敵に攻撃したりしてブログ主もTPSの腕を磨いておかないといけないと思わされました
アンチャーテッドとゲームの進化
当時(2011年)のシューター系と海外のゲームの認知度
当時はシューター系のゲームはまだ日本で今ほどの市民権を得ておらず、洋ゲーは大味なものというイメージがブログ主の中ではありました
E3の各社のカンファレンスを見ても今のように翻訳されているものは少なく、ブログ主の嗜好に合うものもなかったです
実際はゲーマーの中ではそんなことはなくCoDなどはかなり話題になっていましたし、野村哲也氏もかなりシューター系のゲームをプレイされておりザ・サードバースディなど度々シューター系のゲームの制作に挑戦されています
そんな中でグラフィックも最先端でゲームオブザイヤー(通称GOTYその年に最も評価が高かったゲームに与えられる賞)にも輝いたゲームの存在を知ります
それがアンチャーテッド(黄金刀と消えた船団)というアンチャシリーズの2作目になります
日本でもプレイした方が多く有名なクラッシュバンディクーシリーズ(現在の版権はアクチビジョンにある)を手掛けたノーティードッグが制作しました
アンチャシリーズは1作目はグラフィックもいまいちですが、2作目からはゲーム性もグラフィック面も大幅に進化しており、トレーラーが発表されたときはこれはさすがにPS3の実機ではないよねと懐疑的なものになるぐらいのクオリティーでした
この作品がGOTYに選出されてからノーティードッグはソニーのスタジオの中でもトップクラスの影響力を持ち、2023年現在このスタジオはゲーム業界の雄となっています
ムービー(プリレンダ)とリアルタイム(実機)の違い
ここで少しアンチャシリーズシリーズの話題からはそれますが、読者の方はちゃんとゲームのプリレンダとリアルタイムの違いを理解しておられますでしょうかまたどちらが重要視されているか認知されていますか?
ゲームには大きく2つのモデルがあります
・プリレンダ(ムービー)
ムービー専用の高性能PCで制作されたCGムービーのことで、ゲーム内にあらかじめ収録しているためゲーム機の性能に関係なくハイモデルなムービーを挿入できる。しかし容量は大きくなるため大きな媒体(BDなど)が必要となる
・リアルタイム(実機)
ゲーム機の性能を使ってリアルタイムに生み出すムービーのこと。装備や装飾品を変えると戦闘やイベントシーンでキャラのものが変わるのはゲーム機がリアルタイムで処理しているから
HDゲーム(PS3やXbox360)の時代になり、ゲームのグラフィックの評価はリアルタイム(実機)の方が重視され、各社プリレンダと実機の区別がつかないようなゲームを制作するようになります
そして現在このリアルタイムの技術のトップを突き走るのがノーティードッグになり、アンチャシリーズやラストオブアスシリーズが君臨しているわけです
ん?スクエニは?というお声も聞こえてきそうですが、スクエニはプリレンダムービーの先駆者でこちらの方を重視してきた会社で今現在はリアルタイムの技術は当然日本のゲームメーカーの中ではトップクラスですが、世界のスタジオと比較すると中堅ぐらいの位置づけになります
余談ですが、野村哲也氏はヴェルサスで子の実機部分も海外のスタジオと本気でやりあおうとルミナススタジオに注力されていました
アンチャーテッドシリーズの面白さ
ブログ主はアンチャーテッドシリーズは外伝の古代神の秘宝以外はすべてプラチナトロフィーを獲得しております
PS3版のものはすべてPS4でリマスターされ、そちらもプラチナトロフィーを取っております
初めてのTPSであったため、ゲームの進め方も理解できず、敵に突っ込んで返り討ちにされ心が折れそうになりました(笑)
見えない方向から銃弾やら手榴弾が飛んできて、立ち回りなども全く分からなかったので本当にクリアできるのかなと恐る恐るやってました
ブログ主はトロファーでもあっため、当然プラチナトロフィーも効率よく取りたくて難易度も上級から始めました(最高難易度のプロは上級でクリアしないと解禁されないので最低2周する必要がある)
当然初心者が手に負える難易度ではないと思いましたが、ちゃんと攻略法が存在し、シューターにも慣れたのでなんとかクリアできました
最初にプラチナトロフィーを獲得したのはPS3版の2作目に当たる黄金刀と隠された船団でした
2作目だけはあるバグ技を使うことで最高難易度のプロで無限弾と一撃必殺のチートコマンドを使えるようになったので一番楽でした(PS4版では修正され使えない)
アンチャーテッドシリーズはVitaでも「地図なき冒険の始まり」が出ておりこちらは勘違いされやすいですが、スピンオフ作品ではなく本筋に当たります
このゲームは一見攻略法や立ち回り方などないように思え、攻略不可能にような場面が登場しますが、ちゃんとそういったものを意識すると嘘みたいに簡単にクリアできます。もちろん程度はシューターの技術もいるが、ごり押しできる場面もあったりとそういうものを見つけるのも楽しいゲームでした
洋ゲーアレルギーを克服してくれたアンチャ
洋ゲーというとどうしても銃撃戦や残酷な描写が多いイメージがありなかなかプレイする気さえ起きなかったブログ主ですが、本作を皮切りにかなりいろんな海外のゲームもプレイしその面白さを理解できるようになりました
今では洋ゲーといういい方もあまりしないです(別に洋ゲーに悪い意味はないよ)
アンチャシリーズはサリーという主人公のネイトの育ての親がいますが、この二人のコンビは最高です
主人のネイト役を務められる東地宏樹さんやサリー役の千葉繁さんをはじめ豪華声優陣の方の演技は素晴らしかったです
このゲームを皮切りにインファマスシリーズやスライクーパーシリーズ、最近国内で販売数が100万本を達成したゴーストオブツシマなどもプレイしかなり楽しませてもらいました
これらの作品は翻訳もしっかりしており、吹替も丁寧です
もし海外のゲームにアレルギーがあるなら今上げたものからプレイすると海外のゲームへの偏見が和らぐかもしれません
まとめとあれこれ
当ブログを見ていただける方はスクエニファンも多いと思います
スクエニ、特に第一事業部の方はゲーム雑誌でノーティードッグのゲームを称賛する人が多いです
スクエニはグラフィックや物語性を売りにゲーム業界の最先端を走ってきたのでシンパシーを感じる部分も多いのでしょう
そして皆さん大好き野村哲也氏もかなり大きな影響をSIEの作品から受けており、氏はある時期からプレイしているゲームなどを非公表にしています
それは真似したとあらぬ批判を受けたくない一面もあるのでしょう
KHlVのトレーラーを見るとソラがフリーフローアクションではなくワイヤーアクションをするシーンが見られますがこれはSIEのスパイダーマンの影響が強いのではないかとブログ主は考察してます(笑)
スパイダーマンは海外ではいわゆるマッチョマンではなく細いキャラで人気な数少ないキャラですし
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