MTGの歴史は▼を見てね
マジック:ザ・ギャザリング(英: Magic: The Gathering、M:tG、MTG)は、米ウィザーズ・オブ・ザ・コースト(WotC)社製のトレーディングカードゲーム(TCG)。日本では、同社の日本事業部が窓口になっている。
1993年に発売された世界初[注 1]のトレーディングカードゲームである。公式にはマジック、のように略され、他にもMTG、ギャザ、マジギャザなどと呼ばれる。このほか、「もっともよく遊ばれているTCG」[1]などでもギネス世界記録に認定されている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF:%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%82%B6%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0
元祖TCGであり、MTGなくしては遊戯王デュエルモンスターズ(原作ではマジックアンドウイザード)もデュエルマスターズもなかったMTGが最近大変なことになっていたので、今回はその経過をまとめていきます
MTGの取り扱い終了のショップが続出
国内ではMTGの取り扱いを終了させる店が続出していて小売店ではそのプールの多さから在庫を用意しておくのが苦しくまたプレイヤーの減少により売り上げが見込めず小売りも撤退しています
実はMTGの本場であるアメリカでも同様の影響が起きており特に2023年10月5日にMTG大手の買取ショップであった「Troll and toad」が買取をやめるというのです
元記事:「Troll and Toad backs off on MAGIC:THE GATHERING」
MTGの取り扱いは継続し、遊戯王やポケカなどは継続するのでMTG界隈には衝撃が走りました
MTG見切りの理由
MTGを売っても利益にならない
多大な在庫を抱える人件費の増大で利益率が悪くなっている
これは日本でも同じ理由ですね
再録による弊害
高額カードの再録の頻度が多くまたバージョン違いも多いためシングルカードの価格の変動が多くまたその手間にコストがかかってしまうそうです
破滅への禁断の一手、再録禁止のカードを再販
2022年大会では使用できない金枠の「30th ANIVERSARY EDITION」が発売されたことによりウイザーズ社が再録はしないと約束していたカードを再販するという強行に出ました
※再録禁止カードとは
能力やコストが同じ互換カードを作らない、1998年に「ウルザ・ブロック」以前に収録されたレアおよびMTG初期に存在したコモンとアンコモンのみ存在するセットのアンコモンのカードなど現在572枚のカードが再録の禁止を約束している
再録禁止カードを作った理由はカードプレイヤーのためではなくカードショップの保護のため
1995年にそれ以前に高騰していたカードの再録セット「クロニクル」が大量に発売され、当時のプレイヤーやショップ、投資家などから反感を買う
プレイヤーからの反感は当時MTGのプレイヤーがコレクタも兼任したため
このカードセットにより大混乱になりMTGから手を引くプレイヤーやショップが続出しその混乱に対しウィザード社は再録禁止リストを制定することになる
この措置によりMTG界隈の混乱は収まる
しかしこの再録禁止カードにより高騰したカードが新規プレイヤーの参入が困難になります
この再録リストの撤廃は禁反言の法理という法律により難しいそうです
もしこのリストの撤廃で損をするショップやプレイヤーが出てくると集団訴訟により多額の賠償金を請求されてしまう可能性が高い
この強行により大会では使用できないとはいえMTGの後ろ盾となっていた再録禁止によってその価値の担保が大きく損なわれることになりました
これはお金と同じで例えば日本銀行が無限にお金を増刷してものの価格がインフレして貨幣の価値がなくなるのと似ています
カード運営の難しさ
カードの価値の存続のために再録禁止の措置は間違っていなかったと思います
ただ互換のカードやそのカードがないとゲームをまともに遊べない人権レベルのカードを指定したのは間違いだったとは思います
遊戯王を発売日から見守ってきたブログ主は遊戯王は何度もフォーマットを変え初期のカードの価値をうまく損なうことなくプレイヤーとコレクターの両者をうまく扱えたのはコナミは運が良かったと思います
リンクショックはマジでやばかったけどね(笑)
遊戯王もやはり間口を広げるために古参プレイヤーからはあまり評判が良くないラッシュデュエルを導入して遊戯王の若い層を獲得しようしてます
こういう若い層がまた遊戯王を次世代へとバトンをつないでいくと思うのでブログ主は良い施策だと思います
デュエルモンスターズの新規のアニメは見たいけどね
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