『ファイナルファンタジー17』は『FF16』の本格アクション型か?はたまた『FF7リバース』のコマンドRPGとアクションのハイブリッド型か?FF栄枯盛衰を振り返り、FFの未来を語る

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昔はファイナルファンタジーのナンリングタイトルは奇数はストーリーに偶数はシステムに重きを置く伝統があるなんて通説がありました

さて本記事の主題ですが、今回はFFの進化の方向性について書いていきたいと思います

目次

最近のファイナルファンタジーの栄枯盛衰

ブログ主はFF8からプレイしていますが、当時のFFの勢いはすさまじくまさしくプラットフォームの優劣を決めてしまうぐらいでした

よくドラクエは勝ちハード(最も普及しているハード)に出すという不文律がありましたが、FFは勝ちハードを創り出すIPでした

FFは10まではそのクオリティーや物語の評価も高く、ブログ主もFFというのは失敗しないブランドだという認識でした

しかしナンバリングタイトルのナンバリングというゲーム業界初のタイトルであるFFX-2が発売されると雲行きが怪しくなってきます

このFFX-2というゲームの評価については▼の記事を参照してね

そしてここからFFのナンバリングタイトルは凋落していく傾向を見せます

不穏な兆候を見せたFF12

FF12は当初天才クリエーターの一人で未だに評価の高い松野泰己がディレクターを務め開発の指揮をとっていました

しかし氏の体調が悪化したことにより、制作の指揮はサガシリーズの生みの親である河津秋敏氏に引き継がれ制作されることになります

FF12はブログ主もプレイしましたが、ライトユーザーには難易度がかなり高く、クリアするのもブログ主はアルティマニアを参照しないとできないほどでした

FF12はシステム面では非常に挑戦的で、敵とシームレスにエンカウントして操作キャラを自由に操作できるガンビットシステムを生み出し、特にこのガンビットシステムは非常に評価が高く最新作のFF7リバースのスタッフにもこのシステムを超えたいと意気込むほど熱心なファンがいます

しかし当時の評価は低くブログ主もFFは感動的なストーリーを求めていたので期待外れ感は大きく、このころからFFの制作は混迷を極めるようになります

マルチプラットフォーム化によるレベルデザインの影響が大きかったFF13

FF13の記事は▼の記事を参照してください

FF13は当時はPS3独占で製作が進められていました

しかしPS3の普及の苦戦と本格的なHD化による開発費高騰などによりXbox360とのマルチプラットフォーム化が発表されました

この最大の問題はPS3は容量ディスクにBD(50GB)、Xbox360は容量ディスクにHDDVD(約7GB)を採用しており、当時はまだ今ほどデジタル市場が発達していなかったため、どうしても物理パッケージに頼らざるを得ず、この差がFF13を後戻りできない一本道に変えてしまった点です

初のHDタイトルであるFF13へのファンの期待は高く、FFXと同じスタッフが制作に関わっていたためFFXを超えるFFを見れるのではないかと信じていた人も多かったです

しかし蓋を開けてみると難解な用語と一本道によるゲームのレベルデザインへの不評が高まりFFのブランドは失墜していくことになります

馬鳥と揶揄されてしまいFF史上最悪のローンチとなったFF14

FF14のディレクターは当初は聖剣伝説に携わってきた田中弘道氏が務めていました

しかし海外の企業に外注していたため、不具合が多発し、当時のスクエニの社長であった和田洋一氏が失敗を認め、作り直すという決断を下すまでに至ります

その過程で田中弘道氏はディレクターを降板し、今や一世を風靡するゲームクリエーターの一人である吉田直樹氏がディレクターとプロデューサーに就任することになります

今では世界で最も遊ばれているMMOであり、スクエニの稼ぎ柱になっていますが、この旧FF14は本当にFFが終わるのではないかとブログ主も思わされたほどでした

この世紀の大失敗はブログ主が当時死ぬほど楽しみにしていたFF13と対をなすヴェルサスへの制作に大きく影響し、会社的には大成功だったこの決断も一ヴェルサスファンとしては大手を振って賛成するの複雑なものになります

ちなみに馬鳥というのは中国語でチョコボのことを指し、その表記がそのままゲームに記載されていたことから未だにネタにされています

仕切り直しのヴェルサスとFF15

FF14の玉突き事故により他のHDタイトルは大きく影響を受けることになったというのは書きましたが、その最大の被害者であるタイトルはヴェルサス13だと断言できます

ヴェルサスは当初のハードであったPS3から次世代機のPS4/XboxOneに変更され、完全に次世代向けに作り直されることになります

当初はディレクターは野村哲也氏と共同ディレクターに田畑端氏が務めていましたが、いろいろあって野村氏は事実上制作から追放され、田畑氏が実権を握ることになり、FFの受難は終わりを見せません

※このいろいろな部分は▲のヴェルサスの記事を見てね

この野村氏のディレクター降板は各方面に多大な影響を与え、たぶん野村氏にとって田畑氏は不俱戴天の仇となったのではないでしょうか

肝心のFF15の評価ですがブログ主は結構好きで未だに凄いなあと思わされることもあるタイトルです

しかしやはり当時は分作であったストーリーを無理やり一本で終わらせた弊害から説明不足なストーリーとその早すぎる展開が不評を呼び、またもFFブランドは落ちていくことになります

ただFF15はワールドワイドで1000万本以上販売しているので売り上げ的には失敗とは言えませんが、「やっぱつれぇわ」

FFブランド再評価の流れを生み出しているFF7リメイクシリーズとFF16

ここまでいろいろ書いてきましたがFFブランドが凋落したのはハードをころころ変え、制作陣も変わってしまった部分が非常に大きい

しかしFF7リメイクはPS4で発売されましたが、続編はPS5のみで展開され、FF16もCSではPS5のみで製作され、スタッフの変更などもなく無事に発売されました

FFは最先端のハードでその当時の最先端の技術で作るという原点に立ち返れたタイトルになります

両作品とも非常に評価が高く賛否両論はありますが、FF13~FF15までのような評価にはなっておらず、FFブランドの復活を感じるファンも多いのではないでしょうか?

ブログ主はFF16のシステムでもう一度別の世界のファイナルファンタジーを体験してみたいと思ってます

ただ次にナンバリングタイトルであるFF17は多分野村哲也氏の第一制作部が担当すると思うので、FF17はFF7リメイクをベースにしたゲームシステムになるのではないかとブログ主は予想しています

ぜひコメントでFFの今後の未来を書いていただけるとブログ主の励みになりますので、よろしくお願いします

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