ファイナルファンタジーシリーズで最も評価の高いFF10。その高評価の理由と当時の感想などまとめ

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2001年7月19日(土曜日)神奈川県某市晴天・・・

その日のことはすべて覚えているぐらいこのゲームとの出会いは衝撃的でした

1000年後も人類が存続しゲームが文化として確立されていたらこのゲームは間違いなく爪痕を残しているでしょう

ブログ主はSFCのダライアスというゲームからゲームをやり始め、64→PS→PS2と来てPS2は所有していましたが当時は遊戯王の方が楽しくゲームより遊戯王の方を優先していたため、PS2のゲームは持っておらず、周りは鉄拳タッグトーナメント?が流行ってましたが、僕は格闘ゲームは好みのジャンルではないのでやりませでした

何度も書きますが、当時はネット環境が今のように整っておらず、ゲームの情報もファミ通などの紙面を追いかけていないと情報が手に入りませんでした

僕は週刊ジャンプとVジャンプぐらいしか購読しておらず、ファミ通という雑誌の存在すら知りませんでした

PS3のころまではスクウェアの作品はジャンプが先行して情報を公開する契約があったみたいで、ジャンプを読んでいれば必然的にFFの情報は入ってきたわけです

FFXは当初2001年春ごろに発売予定だったらしいですが夏まで伸びました

僕は当時金欠でFFX発売3日前まで買う予定はありませんでした(笑)

しかしセブンイレブンで予約特典としてヴァルファーレのフィギュア(3種ランダム)とジェクトのバンダナが付くという予告CMを見て揺れ動くわけです

7800円は中学生には大金で、そう簡単に調達できる額ではなかったわけです

そこで当時命より大事だった遊戯王のカードの主要アタッカーであったブラッドヴォルス(当時1枚2000円ぐらい)を6枚持っていた僕はこいつらを入れた今でいうオリパを作り1パック1500円で仲間内に売るという暴挙に出ました(笑)

ほかにも高価なカードを入れておいたので7パックぐらい売れたわけです

そして塾の授業中に抜け出し、予約の締め切りがPM7:00までだったので、そのオリパの売り上げを前金に予約が完了したわけです

そして来るべき7/19、この日は学校の終業式でありましたが、朝6:30分ごろセブンイレブンで立ち読みしながら7時まで待ちました

15分ぐらい前になると他にもゲーマーらしき人たちが列を作りだし、店員の人が何かお待ちですと聞かれたので、FFXというゲームを待ってますと答えたらもう売れますよと言ってくれて売ってくれました

もっと早く言ってくれよ

目次

ファイナルファンタジーX

初めて発売日に買った記念すべきFF

このFFXというゲーム、ブログ主が初めて発売日に買ったFFシリーズになります(初プレイFFはVlllです)

起動したときのOPで流れる美麗なムービーと「other world」の激しい旋律が朝早く起きて寝不足気味な体を揺さぶられ、眠気も一気に飛び意気揚々と終業式に向かいました

初めて発売日にかったFFはXというのは未だにFFにいいイメージがあるのもこの影響がかなり大きいと思います

見事な対比を盛り込んだ美しい物語

FFXにはかなり対比表現が使われておりそれがうまくいっているシリオライターの腕の良さが光ります

さて今回はFFXの対比をテーマに扱っていきたいと思います

・主人公とヒロインと宿敵に盛り込まれた比較の要素

FFXは主人公のティーダとヒロインのユウナの立場が前半と後半で変わるという物語の構成になっているのは有名ですね

前半は自分の命を犠牲にシンを倒そうと覚悟するユウナですが、後半はティーダが自分の存在を犠牲にしてシンの元凶であるエボンジュを倒すという対比はまさに感動的な物語でありました

しかし実はティーダとユウナだけでなく本作ではかなり重要な役割というか嫌われ役であるシーモアとティーダとユウナの親子関係も対比になっているんですよね

対比関係の図

父親母親
ユウナ好き好き
ティーダ嫌い好き
シーモア嫌い好き

こんな感じで実はティーダとシーモアの両親への感情は同じだったりします

しかしティーダは明るく歪まずにシンを倒し世界を救おうとするのにとするのに対しシーモアは歪んでシンになり世界を死の螺旋へと落そうとします

この違いが生まれるのは環境の差が大きかったと思います

ティーダは母親が他界してもアーロンが後継人として側にいてくれ見守ってくれたのに対しシーモアは唯一の味方であった母親を亡くし孤独になってしまいます

これはシーモアの立場の背景などを考慮すると同情しちゃいますね

・引き込まれる美しい音楽

FFXの音楽はナンバリングタイトルにおいて生みの親である植松伸夫さんが直接かかわれた最後の作品になり、サガフロンティア2で音楽を制作されていた浜渦正志さんも制作にかかわれてたブログ主にとっても印象的な作品になりました

といってもブログ主はFFはVlllからの当時も今もにわかな方なのでファンの方には申し訳ないですが、植松さんにそこまで思い入れはないのです

しかし氏の偉大さは後々FFXlllで思い知ることになりました・・・

FFXの音楽はPS2で進化したカットシーンや戦闘とマッチしており当時からその没入感が凄かった

『ザナルカンドにて』は初めて発売日に買って聞いたFFナンバリングタイトルの曲だったのでブログ主にとっては『プレリュード』より印象深かったりします(笑)

ただサントラも買って当時はMDで聞いていましたが、FFXの音楽はゲームのカットシーンとあまりにマッチしていたため音楽単体で来てもそこまで感動しなかったんですよね

テーマソングの『素敵だね』も素晴らしい曲なんですけど、ゲームで聞くと泣いてしまうんですけど、曲単体で聞くといい曲だなぐらいなんでイベントシーンを作られる人の凄さを実感したりしました

身体に電撃が走ったほど感動したのは、OPのティーダがザナルカンドで焚火をして雑談をユウナが切り上げ、エボンドームに向かうところの切り替わるところから流れる『いつか終わる夢』ですね

この曲はやばいですよね

『otherworld』や『シーモアバトル』など戦闘曲もテンションが上がりました

テーマソングの『素敵だね』も素晴らしい曲でした

FFの主題歌でブログ主は一番好きです

ラジオでこれと似た曲があるのですが、当時から似ているなと思いましたが、世間でも思われていたみたいですね

もちろん素敵だねのほうが早く発売しているのでこの曲がオリジナルです

FFX HD化の評価

本作のHD化の発表は2011年のプレステーションのTGSカンファで発表され、2013年の12月26日に発売されました

HD化によりトロフィーシステムが実装され、グラフィックはもちろん音楽まで大きくかわりました

FFXをもう二度と起動すらしたくなったトロフィーの鬼畜難易度

プレイステーションに実装されているトロフィーシステムというのがあるのですが、HD化されそのトロフィーが実装されたおかげでモチベも復活しましたが、その鬼畜すぎる条件の数々でブログ主はもう二度とやりたくないです(笑)

ブログ主はトロフィーを集めるのが好きで当然FFXもトロコンしております

※トロフィーシステムについてはこちらを参照されてください

ブログ主は250本以上トロフィーコンプリートしておりますが、もう二度とやりたくない作品ベスト3に入ります

トロコンにかかった時間は120時間ぐらい・・・オエ・・・

鬼門のトロフィーは3個あります

一つはチョコボレース関連のチョコボマスターというトロフィー

とにかく慣れるしかないでしょうとしか言えない(笑)

二つ目は雷避けを200回連続で避けるトロフィー

これは震えた・・・連続で避けないといけないので途中で失敗したら一からやり直しという鬼畜仕様

自分はPS3版とVita版両方買いましたが、クラウドセーブに対応してるのでAP放置稼ぎはPS3の連射コンで放置し、その他の作業はVitaでやるみたいなプレイスタイルでした

さてこの雷避けはVitaでやり遂げました

感覚としてはPS3よりコントローラーの遅延が少なかったような気がします

あとは雷が落ちてくるパターンが決まった場所がありそこで達成しました

夢で何度も出てきた悪夢のトロフィーでした

三つ目はすべてのキャラのスフィア版を埋める『パーフェクトスフィアマスター』というトロフィー

先に紹介した2つのトロフィーと違って技術的なものは必要ありません

忍耐力だけ必要になります

700個以上あるスフィア版を6人分すべて埋めるわけですから・・・

ちなみに本作最強の敵として登場するデアリヒターくんは自分はヨウジンボウの好感度をマックスにしておき斬魔刀で切り捨てましたので攻略方法は知らない(笑)

トロフィー難易度はかなり高く信者よりのファンでないとやれない作業でしたね

これからチャレンジされる方はガンバレ!

改悪された音楽

音楽に関しては残念ながら改悪されてしましまいました

とくに評価が悪いしブログ主もなんてことをしてくれたんだというものがあります

それは『敵襲』というまあその名の通り序盤でジオスゲイノに襲われたり、シンが襲ってきたりシーンで流れるのですが、HD化により音楽も改変されイントロが大きく変わりイベントシーンから先頭へと投入するシームレスさの没入感が台無しになってしまいました

クリアして初めて味わった感情

・~ロスという感情

このゲームのクリア後初めて~ロスみたいな状態が来ます。

本当に恋煩いじゃないのみたいな感じで、喪失感が半端じゃなかった

ゲームがただの娯楽ではなく映画やドラマのような感情を表現できるメディアに自分の中で昇華しました

まとめとあれこれ

ゲームは説明書は読まないのでATBだと思いコマンドも素早く入れてたというアホッ子ぶりを発揮するという・・・

CTBだと気づいたのはユウナのヴァルファーレを使うチュートリアル戦・・・

序盤からユウナとティーダが接近する展開に当時恋愛経験など皆無(今もだけど)な僕はぐいぐい引き込まれるわけです

そういえばTVCMも滝沢秀明さんがティーダ役として実写CM流れて記憶がある・・・

このゲームのクリア後初めて~ロスみたいな状態が来ます。

これは本当に恋煩いじゃないのみたいな感じでしたよ・・・

そういえば初回限定付属ディスクにスタッフのインタビューがあってそこで初めて野村哲也さんの声を聞きました

思っていたよりお声が低かった印象でした

賛否両論のFFX-2は↓の記事を読んでください

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