ヴェルサスの誕生などについては以下の記事を参考にされてください
なおヴェルサスの記事で扱うのはナンバリングタイトルにパリーンする前のものをメインに取り上げるので、野村氏がディレクターを降りた後のFFXVについての考察などは記事にしませんのでそこはご了承ください
ファイナルファンタジーヴェルサスXlll
主人公・ヒロインの名前の由来
主人公
ノクティス・ルシス・チェラム(Noctice・Lucis・Caelum)
ラテン語で夜・光・空の意味がある
ちなみに主人公の名前はクラウド、スコールに続いて天候系のワードが入っていますが、野村氏はもうやめないとと提言されたが、FFXlllのチームがライトニングという強烈な名前を採用にしたためそちらに合わせた名前になったそうです
左右非対称のデザインで装飾品は指輪だけというのがヴェルサス時代の設定
この指輪は物語で重要なもので、この指輪がないとパーティーメンバーは武器屋魔法が使えないという設定でした
CVは2011年1月18日に行われたカンファレンスで公開されましたが、正式発表でないため声優さんの名前は公開されませんでした
2013年E3でパーティーメンバーとともに正式発表された際に鈴木達央さんであることが公式にリリースされました
現実にもたまにいる不良とも仲良くなり溶け込めるタイプだったそう
性格は寡黙や陰鬱なタイプでなく情報公開したらなんてことをしてくれたんだと言われるかもと心配されていました
ヒロイン
ステラ・ノックス・フルーレ(Stella・Nox・Fleure)
ラテン語の意味は星・闇・剣
モデリングが納得いくものにならず、何度も作り直したそうです
2013年のE3で声が実装されますが、担当者は不明
清水理沙さんではないかという情報もありますが、真偽は不明
このE3の最後のトレーラーで公開されたモデリングが最終版であったが、野村氏の降板によりステラ自体の存在が消されてしまいます
両者ととも幼少期に死にかけた経験があり、その時に死にゆくものの魂が消滅するときに生じる光を見る目を授かる
パーティーメンバーの名前と男だけだった理由
パーティーメンバーはヴェルサス時代には正式発表されませんでしたが、2011年のトレーラーのバトルコマンドのウインドウに仲間の名前の記述があり、そこから判明していました
ボイスも公開され、特定済みでしたが、2013年のE3で正式発表されました
この発表前にファンの間で、メンバーの名前にラテン語であることが予想され、黒や武器名などのラテン語が採用されるのではないかと推測されていましたが、外れました(笑)
仲間の情報はヴェルサス時代に公開されたものはほとんどありませんが、野村氏が関わっていたときのものだけ紹介します
・グラディオラス・アミシティア(Gladiolus・Amicitia)
王家の盾としてルシス家に従事。主人公のノクトとは兄弟のように育ち、盟友に近い
CVは三宅健太さん
・イグニス・スキエンティア(Ignis・Scientia)
グラディオラスとともに幼少期からノクトと育ち、参謀役ととして育てられる。ノクトとは盟友
CVは宮野真守
・プロンプト・アージェンタム(Prompto・Argentum)
先述した仲間と違い特殊な家柄ではない。女好きでムードメーカー。
ノクトの国では銃は禁忌であるが、その銃を使って戦う
このプロンプトだけがTPS視点での銃操作ができた(ヴェルサス時代)
・コル・リオニス(Cor・Leonis)
ルシス国王親衛隊であり、ノクトの父親であるレギス国王に忠誠を尽くす
ルシス3強に数えられ、父子将軍と呼ばれるほどの強さを誇る
CVは東地宏樹さん
ちなみに2011年の公開のトレーラーでは東地さんはノクトの運転手を務められていたが、野村さんの鶴の一声でコルに変更されたようです
パーティーメンバーが男だけな理由は学生時代に一緒にいたり、旅に出たりする理由が同性のみの場合が多いからだそうです
本当にこれだけだそうです
運命に導かれたり、そういう重い理由はなかったそうです
ヴェルサスのコンセプト
野村氏の名前が大きく知れ渡ったのはFFVllでしょう
このFFVllは後のFFだけでなくゲームにも大きな影響を与えたタイトルでもあります
この変化を嫌う古参のファンにやり玉に挙げられることも多い野村氏ですが、氏は非常に昔のFFをリスペクトされています
このVERSUSも古き良きFFを最先端の技術で再現したらというコンセプトで作られていたそうです
たとえば、野を超え、山を越え、洞窟などのダンジョンに入り、召喚獣を倒して仲間にするみたいなものを実現されたかったそうです
ストーリーに関しては普遍的なロードムービーを意識し、単純なかたき討ちのようなものでなかったそうです
プロデューサーの北瀬さんからは一週間ぐらい悲しい涙が止まらない悲劇ともいえるものをリクエストされ、あまりに悲惨な終わりだとゲームを終えたとき気分が悪いので着地点を探っていたそうです
VERSUSのFFXVにパリーンするまでの情報公開の歴史
・2006年5月のE3で発表
・2008年8月2日3日のDKΣ1373で実機映像初公開
・2009年12月開催のジャンプフェスタ2010で進化したプリレンダムービーが来場者のみに公開される(10秒ほど)
この時に実際に見た人からはあまりのリアルさに驚嘆する人が続出
・2010年6月ゲーム雑誌の紙面で戦闘の実機映像が公開される
・2010年9月開催のTGSでファブラノヴァクリスタリスカンファレンスの予告動画15秒ほどの6月に紙面で公開されたものの動画公開される
最後のシーンでノクトとベヒーモスの一騎打ちでノクトの瞬間移動とベヒーモスが切り付けられた際に流血するものが観れる
・2011年1月18日第一制作部のカンファで初のボイス付き実機トレーラーが公開させる
ここから2年ファンにはつらい沈黙期間が流れる
・2013年6月11日ソニーのプレスカンファレンスでPS4にハードを変更しVERSUS XlllからナンバリングのXVに変更される
ナンバリング変更とハード変更の理由
・ナンバリング変更の理由
会社の方針と開発費が膨大になりナンバリングタイトルに相応しい規模になった
FFXlllがシリーズものとして展開し、ヴェルサスと混同されることが多くなり、それを解決したかった
迷いはかなりあったそうで、アギトXlllが零式に変更されたときにナンバリングタイトルになることを野村さんは受け入れられたそうです
ちなみに2007年にはナンバリングタイトルに変更することを会社から提案されていたそうです
・ハード変更の理由
PS3では表現できないことが多くなってきた
ヘイストなどの魔法を使うと処理落ちし、ヴェルサスで一番やりたかったシームレスな表現の実現が困難になった
社内テスト向けのα版を作成したが、思ったものではなく会社から次世代機への完全移行を促され、プラットフォーマー(ソニーやマイクロソフト)から次世代機の話が来ており、そのタイミングが重なった
まとめとあれこれ
野村氏はインタビューで当初FPSの要素の導入やDKΣ1373や2009年でクローズドに公開された映像を見た人によるとコロシアムや超巨大な二頭身のモンスターとのバトルなどを考えていたそうですが、絶対にPS3どころかPS4でも実現できなかっただろと突っ込みたくなるようなものが多いです
野村氏の代表作のソラは氏の理想とするいい人だそうで、ノクティスは野村氏に近い感じのキャラクターだったそうです
PS3版は完成していましたが、次世代機に作り直すために開発が破棄され、約81億の損失があったと決算報告にタイトル名こそ明記されていませんが記されております
PART13までやりたかったですが、もう手札がない・・・(´;ω;`)
とりあえずVERSUに関してはこの辺で。資料を整理したらまた書くかもしれません
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